ストレスが原因で男性ホルモンが減るのは肥満の原因にも

「ストレス太り」という言葉がありますが、まんざら嘘でもありません。40代の体の大敵その3、「ホルモン分泌の変化」は、ストレスと関係している場合が少なくないからです。

精神的なストレスを受けると、体は副腎皮質(腎臓のすぐ上にあり、多くのホルモンを分泌する器官) からストレスホルモン( コルチゾール) を分泌します。
強いストレスや激しいショックを受けた場合にも大量に分泌され、「ここ一番」とがんばるときなども、ドッと出ます。ストレスホルモンは、こうして過度なストレスから、体と心を守ろうとしているわけです。ただ厄介なのは、このホルモンははかの部分でさまざまな悪影響を及ぼすことです。

ストレスホルモンは、ほかのさまざまなホルモンの分泌を妨げます。若さを保ち、免疫力を維持するホルモン(DHEA) をはじめ、性機能にかかわるホルモン(テストステロン)、睡眠に関係するホルモン(セロトニ ン、メラトニン) などの分泌を減少させてしまうのです。

このように、老化の一大要因となるストレスは、「中年太り」にも直結しています。ストレスを受けた際に分泌されるストレスホルモンには、筋肉からアミノ酸を取り出して、糖分に変える働きがあります。その結果として血糖値が上がります。すると今度は血糖値を下げるために、すい臓からインスリンが分泌されます。
インスリンは細胞に働きかけて、血液中に増えた糖質を脂肪に変えていきます。こうした状態が続くと筋肉量が減少して、脂肪が増えてしまいます。また、ストレスによって、男性ホルモンが減ってしまうこともよく知られています。これは大脳の中枢にある性ホルモンの分泌をコントロールする器官がストレスによって十分に働かなくなるために起きる現象です。男性ホルモンは、筋肉を増やし脂肪を減らす代表的なホルモンです。

っまり、男性ホルモンの減少が続くと、筋肉がやせて、お腹周りの脂肪が増えやすい体型になってしまうということです。こうした状態が長く続けば、当たり前の結果として「中年太り」が進んでいきます。

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