2014年 の投稿一覧

オンリーダイエットの真実「ミルクダイエット」は痩せるのでしょうか?

Question

赤ちゃんの粉ミルクは栄養も豊富だし、ダイエットに最適だという情報を耳にしました。ょうど生後6ヶ月になる娘がいて粉ミルクを使っているので、さっそく試してみることに。早くやせようと、1日2回、食事がわりに粉ミルクだけを飲んだのです。体重は約2週間で5kgも減って大成功。ところがその後、家事の最中に、少し、ふらつくことがありました。やはりちょっとハードだったのでしょうか。

Answer

粉ミルクは、赤ちゃんが成長するのに必要な栄養素がまんべんなく含まれた、栄養価の高い食品です。とはいえ、大人が2週間、1日3食のうち、2食も粉ミルクだけしか口にしなかったのはちょっと問題です。

成人女性の場合、摂取エネルギーは、最低でも1日1200kcal以上はとらないと健康をそこねてしまいます。
ちょっとふらついたのは軽い貧血のような症状を起こしたのでしょう。粉ミルクを使ったダイエットは、一種の「ソフト断食」です。そのやり方にはいくつかのコースがあるようですが、もし実行するのなら、ある短期間に限って、3食のうち1食だけを粉ミルクにする方法なら許されるでしょう。

なお、乳糖不耐症(牛乳を飲むと下痢をする) の人は、ひどい下痢を起こすことがあるので注意してください。

オンリーダイエットの真実「ウーロン茶」は痩せるのでしょうか?

Question

食後にウ一口ン茶を飲めば、脂肪をとかして洗い流してくれるとか。私は肉が大好きなので、1日に2リットルくらいは飲んでダイエットに努めています。でも、1ヶ月たったいまも体重はちつとも変わりません。ウ一口ン茶って、ほんとうにやせる効果があるのでしょうか?

Answer

ウーロン茶から始まって、やせる中国茶伝説はあとを絶ちません。油っこい中国料理を食べたあと、ウーロン茶を飲むと口の中がさっぱりすることから、ウ一口ン茶は脂肪をとかすと信じられるようになったようですが、科学的な根拠はありません。
体脂肪を燃やしてしまうという効果についても、ウ一口ン茶の実験結果では、「NO」でした。
中国人がスマートなのは食後中国茶を飲むから、という説がもっともらしく喧伝されていますが、これもまちがいです。

中国人が油をたっぷり使った中国料理を食べても太らないのは、民族的な体質や生活様式の違いによるものと思われます。結局、お茶だけでは、やせることはできません。コーラやジュースには、ご飯軽く1膳分のエネルギーがあるので、それを飲むよりはノーエネルギーのウ一口ン茶のほうがましという程度の効果がせいぜいです。
ちなみに、日本茶やブラックコーヒーもノーエネルギーです。なお、お茶は1日に1g以上は飲まないこと。お茶には軽い利尿作用があるため、飲みすぎると脱水症状を起こすことがあります。

明るい気持ちでダイエットを継続するポイント

Question

明るい気持ちでダイエットを継続するポイント

Answer

  1. 自分自身に自信をもつ
  2. 自分をみがいて自信を持つようにすれば、太っていることにこだわりすぎることもなくなり、かえって自己コントロールがしっかりできるようになるでしょう。この自己コントロールさえできれば、ダイエットはむずかしいものではありません。

  3. 心に余裕をもつ
  4. 「ダイエットに最善を尽くさなければ」とか、「やせるまで○○を絶対しない」などと思い詰めないこと。自分を追い詰めてみてもダイエットは成功しません。また、人に「私、太ってる?」と聞けるくらいのおおらかさがほしいものです。中には「今くらいの体形がいい」といってくれる人もいるはず。自分を客観視するために、人の批評にすなおに耳を傾けることができるくらいの心の余裕を持ちましょう。

  5. 構えずに気軽に取り組む
  6. ダイエットの基本は、構えないこと、ダイエットを特別なことと思わないことです。リラックスしてやりましょう。とはいっても、正しいダイエットを身につける努力は必要ですし、多少、苦しいこともあるはずです。そんなとき、つらいと思い込まないように、物事をプラスのイメージにして、自分自身のつらい気持ちを楽にしていく自己訓練を心がけます。

  7. 途中で挫折しても「ダメ」とは思わない
  8. たとえば友だちと食事して、つい食べすぎたというときも、「もうダイエットに失敗しちゃった」とあきらめたり、投げたりしないことが大切です。

    落ち込んだり後悔するより、体をいつもより動かすといった対策をフォローし、「ダイエットの成功日がl日分遅れただけじゃないか」と考え、めげずにまたがんばればいいのです。常にあすのことを考え、前向きにダイエットをつづけましょう。

現代人は栄養が過剰な偏った特徴的な栄養失調の状態だとも言われています。そういった現代人に効果的な「ビタミンダイエット」があります。