Question
インスタント食品はダイエットの時にはNGというのは本当でしょうか?
Answer
市販のインスタント食品やレトルト食品、チルド食品、冷凍食品は、いずれもみんなの口に合うように、ラードのような油脂類を比較的多く使い、口当たりよく仕上げてあるのが一般的です。
つまり、エネルギーが高くなりがち。そのうえ味も濃く、化学調味料や食品添加物なども多く含まれています。しかも、買ってきたものを食卓に並べてみると、どうしても野菜の量が少ないのが普通です。
これらの点から、3食ともインスタント食品に頼りきるということになると、栄養のバランスがかたより、肥満の原因になりがちです。
ただ、現実問題、これらのインスタント食品を全く利用しないわけにはいかない、というのが現状ではないでしょうか。たいせつなのは、他の食品とバランスをとって食べるということです。これなら、一概に太る原因になるということはありません。
実際、インスタント食品を利用したメニューによって、栄養のバランスをとりながらやせよう、という本も出版されています(主婦の友社刊、塩澤和子・枝元なほみ著「コンビニエンスダイエットBOOk」)。
Question
コーヒーはダイエット時にはNGなのでしょうか?
Answer
コーヒーに関して言えば「飲み方」ポイントです。ブラックで飲むのであればエネルギー的に何も問題ありません。ただ、砂糖、ミルクなどをたっぷり入れれば、もちろんエネルギーはアップしますし、それ以上に問題なのは、そんなコーヒーを飲みつづけていると、味覚が鈍感になること。繊細な味覚を失うと、ドカ食いや絶え間ない間食につながるおそれもあるので注意が必要です。
また、カフェインが含まれるので昼間の間に飲み過ぎると夜眠れなくなります。睡眠時間を十分に確保できないと太る原因になります。
コーヒーが大好きでどうしても飲み過ぎてしまう習慣が改善できずに眠れなくて困っている人は、こちらのアロマを使った方法がおすすめです。
Question
牛乳の飲み過ぎは太ると聞いたことがあるのですが
Answer
ほんとうです。牛乳は9割が水分ですが、あとの1割の中には糖質、タンパク質、脂肪、カルシウム、ビタミン2 などが豊富に含まれています。
特にカルシウムの補給源としては、たいせつな食品です。1日1~2杯なら、まさに健康飲料ですが、水がわりにガプガプ飲んでしまうのは、ダイエット中にはちょっと考えもの。
必要以上にとることは肥満につながるのです。牛乳は140mlで80kcalですから、水がわりにと、たとえば1パック、1000mlも飲んでしまうと、なんと約80kcal もエネルギーをとることになります。
1日に牛乳を多量に飲む習慣のある人はスキムミルクやローファット牛乳にして、1日に多くても400mlにまで減らす必要があります。