1日3食はどういった配分がベストでしょうか?

Question

1日3食はどういった配分がベストでしょうか?

Answer

朝食と昼食はしっかりとって夕食はおさえる、というのが太らないための理想的な食事のとり方です。なぜなら、昼間は体の働きを活発にするために脂肪を分解するホルモンが分泌され、朝食や昼食でとったエネルギーがフルに使われるのに対し、夜は使われたエネルギーを補い次に使われるエネルギーをためるために、脂肪を体内に貯蔵するホルモンが働くからです。

つまり、夜、食べたものは、体にため込まれて脂肪になりやすいのです。たとえば同じ量の食事をしても、朝と夜とでは脂肪のため込まれ方が全然違います。

実際、夜に食べていた量を朝に食べるようにしただけでやせた人もいるといわれます。また、夜遅い食事や夜食が、肥満の大きな原因の1つといわれるのも、このような体の働きによるものなのです。まさに「朝は王様のように、昼は女王様のように、夜は乞食のように」食べることが、健康的で、しかも太らない食事のとり方なのです。

ご飯などの主食をやめておかずだけにすれば痩せることは可能でしょうか?

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ご飯などの主食をやめておかずだけにすれば痩せることは可能でしょうか?

Answer

痩せるかもしれません。ご飯、パンなどの主食は、糖質が多くの割合を占めています(お米の76%は糖質)。そして日本人の肥満の原因の多くは、糖質のとりすぎにあったとされ、しかも、糖質は体内に貯蔵されやすい栄養素だからです。

ところで、糖、タンパク質、脂肪の3大栄養素のうち、いちばん早く燃えてエネルギーになるのも糖質です。
ご飯やパンなどを食べないことで糖質が体に入らなければ、かわりに脂肪やタンパク質が燃えて、エネルギーを補給しなければなりません。
そのため脂肪もタンパク質も体内に蓄積されず、やせることにつながるでしょう。
しかし、エネルギーの代謝を考えたとき、糖質が先に燃えてこそ、タンパク質や脂肪も完全燃焼できるのです。いいかえれば、糖質には脂肪やタンバク質の代謝を助ける働きがあるのです。糖質のかわりに脂肪が燃えると、血液中にケトン体という物質がふえ、体によくありません。

また、糖質をとらないと、脳の唯一のエネルギー源であるブドウ糖を摂取できず、頭の働きが鈍ってきます。つまり、体内での代謝を円滑にし、脳の働きを正常に保つうえで、糖質を毎日一定量はとる必要があるのです。

結論としては、ご飯やパンなどの主食類は、もちろんとりすぎてはいけませんが、健康的にやせるためには不可欠ということです。栄養のバランスを考え、糖質は1日最低100gはとるようにしましょう。

なお、食事のときにご飯かパンを食べると、適度な満足感が得られ、かえって間食をしないですむことも見落とせません。果物にも糖質が含まれていますが、同じ糖質であっても果物に含まれる「果糖」は吸収がよく、太りやすい糖分です。果物は、ご飯がわりにはできません。

肥満はどういった病気につながるでしょうか?

Question

肥満はどういった病気につながるでしょうか?

Answer

通常、太っていると体の動きが鈍くなり、疲れやすくなります。余分な脂肪組織もしっかり養わなければならないため、心臓にも大きな負担がかかり、動悸や息切れ、めまいなどの症状があらわれてきます。
こんな状態が長くつづくと、動脈硬化を促進し、高血圧や、心筋梗塞などを引き起こすことになりかねません。また、太っていると高脂血症になり、高尿酸血症や胆石、脂肪肝などの肝機能障害、糖尿病などの事態を招きがちです。
そのほか、体重が重いため、体を支えている腰に負担がかかって腰痛を起こしたり、足をねんざしたり骨折したりしがち。股ずれに悩まされる肥満者も珍しくありません。
女性特有のものとしては、卵巣機能異常による月経異常や月経不順、不妊症があげられます。最近では子宮ガンや卵巣ガン、乳ガンなども、肥満している人のほうがかかりやすいことがわかっています。

ある保険会社の調査によると、太りすぎの人の病死率は、普通の人より高いという結果が出ていますし、交通事故にあう確率も高いといわれています。
このように、太っていていいことはほとんどといっていいほどありません。たとえ現在は健康でも、太っていることは病気の原因を育てているようなものであることを肝に銘じてください。