Question
体重測定以外で肥満度をチェックする方法は?
Answer
肥満度のチェックというのはいわゆる皮下脂肪のつき方を調べることです。自分でできる簡単な方法は、肩甲骨の下と二の腕の内側をつまんでみることです。それぞれの厚みを加えたものが女性では50mm以上、男性では40mm以上なら肥満です。
ただし、この測定には、専用の器具(皮脂厚計) を使わなければなりませんし、熟練した医師でないと、誤差が出やすいものです。最近では、デパートなどでも、この皮脂厚計が売られています。簡単な仕組みのものから、かなり精密なものまでいろいろ見かけますが、器種によってデータもやや変わってくるようです。いずれにせよ、おおよその目安をつける程度なら、利用してみるのもひとつの方法でしょう。
タニタ 腹部皮下脂肪厚計 (ブラック) SR-903
計測箇所をスムーズにつまむことができます。
軽量で計量箇所をスムーズにつまむことができます。
太りすぎが高血圧、心臓病、糖尿病など、いわゆる成人病の誘因といなることはすでによく知られているところですが、自分がどの程度太り気味なのかについては、意外と知られていないのが実状のようです。
太り気味かどうかを知るには、皮脂厚を図る必要があります。
ファット・オー・メーターはこの皮脂厚を測るための測定器です。太りすぎが誘因となる成人病の予防のためにも、定期的に本気で肥満の程度を把握し、食生活面や運動量調節の面にお役立てください。