オンリーダイエットの真実「辛ダイエット」

Question

辛いものを食べるとやせられるって、ほんとうですか。なんだか胃には負担になりそうな気がしますが。

Answer

答えはNOです。激辛食をとると、体が急激に熱くなり、どっと汗をかきます。いかにもエネルギーが消費されているようで、これがやせると思われている理由なのでしょう。
一説では、辛み成分に含まれるカブサイシンという物質が、食後の熱産生を促し、これがダイエットに有効なのではないか、ともいわれています。しかし、まだ、はっきりしたことはわかっていません。
体が熱く感じるのは、辛い食品に含まれる辛み成分が、舌を刺激し、その結果、交感神経が緊張するため、一時的に熱くなったと感じるにすぎないのです。それに、たとえ熱くなったとしてもほんの数分のことなので、これで消費されるエネルギーは無視できるほど少ないはずです。
また、汗が出て、わずかに体重が減ったとしてもこれはほんの一時的なこと。コップ1杯の水を飲めば、簡単に元に戻ってしまいます。
いくら発汗させて体内の水分を減らしても、けっしてやせることはありません。仮に、カプサイシンがダイエットに有効であったにしろ、刺激物のとりすぎは、胃壁を荒らし、胃炎の原因をつくるだけです。そうでなくとも、刺激をやわらげようとついついご飯の量がふえてしまったり、清涼飲料水を飲んだりして、逆にそれが肥満の原因になりかねません。

オンリーダイエットの真実「食べ物を吐く」

Question

食事はしっかりとりたいし、でも太るのは絶対嫌です。で、きたない話ですが、食事をして30分以内にトイレで、のどに指を入れて吐いています。ただ、いつまでこれをつづけなければならないかと思うと不安でたまりません。

Answer

「やせたい」という廟望もここまでくると、もう病的です。吐くことは必要な栄養素もすべて拒否することになり、拒食症などへつながるおそれもあります。ただちにやめてください。食べて吐く、なんてことを繰り返していると、果ては食道の粘膜が切れて大出血を起こし、死に至ることもあるのです(マロリーワイス症候群)。自分で中止する自信がなければ、すみやかに専門家のカウンセリングを受けることをおすすめします。

オンリーダイエットの真実「1日2食」

Question

減食するとやせると聞いて、朝食を抜いた生活を2ヶ月つづけたのですが、かえって太ってしまいました。どうしてなのでしょう。

Answer

お相撲さんの食事を知っていますか。朝食抜きで早朝からハードなけいこをし、チャンコ鍋にありつけるのはお昼ごろ。朝食抜きなんですね。
つまり朝食抜きは、やせるどころか、お相撲さんのように太らせる食事法なのです。なぜ2食にするのか?その理由を要約すると、

  1. 食事の間隔があくと、食べたものが脂肪として蓄えられやすくなる
  2. 超空腹時に、突然、食べ物が入ってくると、胃の吸収速度が高まる
  3. 食抜いた安心感がドカ食いを招く

などです。
実際、多くの調査でも、朝食を抜く人は皮下脂肪が厚いというデータが出ています。朝食はしっかりとってほしいのですが、時間のない日はクラッカーに牛乳1杯だけという形でもかまいません。なんらかの形で食べ物をおなかに入れる習慣がたいせつです。