オンリーダイエットの真実「酢ダイエット」

Question

酢は、エネルギーの代謝をスムーズにしてくれると聞きました。すっぱいものには強いので、毎食おちょこに3杯飲んでいます。でも、思ったほど効果がないのですが…?

Answer

酢に含まれているクエン酸は、エネルギー代謝に必要な一成分ではあります。しかし、エネルギー代謝にかかわっているのはクエン酸ばかりではないのです。ですから、いくらせっせと酢だけを飲んだところで、余分なエネルギーが消費されて、やせるということはありません。

ただ、一般に酢を使った料理は低エネルギーなものが多く、ダイエット向きの食品ということはできます。また、ほかの調味料とくらべて非常に低エネルギー(大さじ1杯で5kcal) であるため、食事の総エネルギーを低く抑えることにも役立ちます。その意味から、酢の物をおかずの1皿にとり入れ、毎食のエネルギー調整をはかることはたいへん有意義です。

オンリーダイエットの真実「パイナップルダイエット」

Question

全米で大ヒットしたパイナップルダイエット。パイナツプルに含まれている酵素が、体内の余分なタンパク質や脂肪を分解させると聞きました。大好きなパイナップルを食べてやせられるならいうことなし。というわけで、1週間前から実行中です。いまや私の3食の主食はパイナップル。それにサラダを組み合わせたり、プレーンヨーグルトをプラスしたり…でも3 日目くらいから下痢に悩まされるようになって。何がいけなかったのでしょう?

Answer

このパイナップルダイエットですが、そもそも疑問だらけのダイエット法です。第一、体の中に蓄えられている余分なタンパク質を、パイナップルの酵素が分解するということはありません。
また、パイナップルの酵素が脂肪を分解するという点についても、科学的な根拠は全くありません。とにかく、1つの食べ物にかたよった食べ方はただちにやめること。そして、栄養バランスのよい食生活に戻してください。そうすれば体の不調もじきに治ってくるはずです。

オンリーダイエットの真実「フルーツダイエット」

Question

フルーツを中心にしたダイエットをしたいのですがどんな食べ方がいいでしょうか?

Answer

果物は、いくら食べても太らないと信じている人が少なくありません。確かにビタミンCはかなり豊富に含まれていますが、同時に果糖という糖質をたっぷり含んでおり、これがダイエットにはなかなかの大敵です。
というのは、果糖は、水分にとけている状態で果物に含まれているため、体内に吸収されるスピードが速く、砂糖以上に脂肪にかわりやすいのです。
ちなみに、果物にどのくらいの果糖が含まれているかというとパイナップル1個(約200g)で91g、りんご1個(200g)で26g、バナナは1本(100g)で23gも含まれています。
糖質が特に多い果物は、バナナ、ぷどう、パイナップル、マンゴー、柿、洋梨など。

こう見てくると、普通に食事をして、さらに果物を食べすぎれば、あっという間に1日に必要な糖質の量をオーバーしてしまうことがわかります。
では、果物は1日にどのくらいの量なら食べていいのでしょうか。ダイエット中なら、エネルギー量でいえば、100kcalぐらいの量が適当です。どのくらいの量が100kcalに相当するかは上以下のとおりです。なお、缶詰めの果物はシロップ漬けになっているため、エネルギー量は生の約2倍もあります。ドライフルーツなどは約3倍もありますから、くれぐれも要注意。

  • バナナ、マンゴー(100~120g)
  • 洋なし、パパイア、柿、キーウィ(140~160g)
  • すいか、うり、いちご(240~260g)