オンリーダイエット

オンリーダイエットの真実「デンマーク式ダイエット」

Question

近ごろ話題になったデンマーク式ダイエットについて教えてください。なんでも、ゆで卵を食べてやせられるとか。

Answer

ご飯(主食) のかわりにゆで卵を食べ(1週間で約40個)、あとはフルーツや野菜サラダをとってやせようというのが主旨のようです。
l日のエネルギー設定は700~800kcal。糖質はいっさいとらず、塩、砂糖、マヨネーズなども制限されている、かなり厳しいダイエット法です。しかし、食事制限の意義が不明なうえに、栄養学的にもバランスがすこぶる悪く、おすすめできる方法ではありません。

l日のエネルギー設定も低すぎ、これでは体をこわしてしまいます。

オンリーダイエットの真実「豆腐」

Question

豆腐はヘルシー食品の代表。そこでエネルギーの高い肉や卵は食べずたんぱく質は豆腐から摂取するようにします。
たんぱく質であれば、どんな食品からとっても同じことですよね。

Answer

いいえ。タンパク質もそれぞれの食品によって成分が少しずつ違います。健康的に美しくやせるには、豆腐などに含まれる植物性タンパク質だけではなく、動物性タンパク質も必ずとらなければなりません。

植物性食品と動物性食品の両方を、バランスよく食べることが大切なのです。肉の場合、脂の少ない赤身であれば、エネルギー的にもそれほど心配することはありません。ダイエット中でも赤身の肉を1日50g、卵は1個を目安にとるよう心がけましょう。なお、豆腐には、網ごしと木綿がありますが、絹ごしのほうが低エネルギーです。
木綿豆腐半分で116kcal、網ごし豆腐1は半分で86kcalです。

オンリーダイエットの真実「油抜き」

Question

ダイエットの最大の敵はなんといっても油だと思っています。そこで食事から油を一切排除することにしました。
食べ物を蒸したり、煮たり、テフロン加工のフライパンを使用したりして油を一滴たりとも使いません。
最近、肌の乾燥が気になります。油を摂らないこととと関係しているのでしょうか?

Answer

お気づきのように、油抜きの食事が原因です。肌のつやや張りを保つのは、ビタミンAやEの働き。これらは脂溶性のビタミンなので、つまり油脂類といっしょでなければ効率よく体内に吸収されません。
これが、油抜きの食事によって肌がカサついたり、肌荒れを起こす理由です。油の効用はそれだけではありません。腹もちをよくして、ダイエット中の間食を防いでくれる効果もあります。
また、不飽和脂肪酸を多く含む植物油は、コレステロールを正常に保つのに役立ちます。ダイエットというと、油は目のかたきにされがちですが、たとえダイエット中であっても適量の油は必要なのです。10~15gくらいはとるようにしましょう。

油を味方にする

では質のいい油がダイエットに効果的に働くことを紹介しています。