これが効く!というダイエット情報に振り回されっぱなし

年頃の女性であれば、ほとんどの人が過去にダイエットをした経験があると思います。19時以降の食事は厳禁、朝食はしっかりとる、1日に食べるのは1500キロカロリー以内
ダイエットのためだけじゃなく健康のためにも、基本的な食事のルールは守らなくちゃ! そんなふうに思い込んでいる人がものすごくたくさんいます。
しかもそれをきちんとやろうとしている人のなんと多いことでしょう。

それだけではありません。テレビや雑誌で新しいダイエット情報を常にチェックし、「今度こそは」とすぐにやってみるという人も多いでしょう。

実際にダイエットに成功しましたか?自信を持って「成功した」と言える人はほんの一握りです。その理由はとてもシンプルなことで、みなさん、周りの情報は本当によく聞いて守るのに、自分自身の内側から発せられるメッセージは完全に無視しているからです。

「今、お腹が空きました。栄養が足りてません。そろそろご飯を食べてください」と脳が命令を出しても「寝る直前に食べたりしたら太る! 」とこの命令を無視してしまうのです。

体の命令を無視してしまうので体は調子を悪くしてししまいます。

例えば、これを職場だとしましょう。上司に一生懸命提案をしても、まったく問いてもくれないし、受け入れてもらえない。それが続くと「こんな上司は嫌だ」「こんな会社は嫌だ」って働く気力がどんどんなくなっていって、最終的にはデモを起こしたり、転職したりして、その環境を変えるよう行動を起こしていくはずです。

体でもまったく同じなのです。

ダイエット中に起こりがちな、生理に関わるトラブル。これは体のストライキなんです。栄養状態が悪くなったら体の機能は徐々に衰えていきますが、機能がストップする順番があるのです。一番優先されるのは生命を維持するための機能。

過剰なダイエットで内臓機能が停止してしまう | 便秘は冷えが原因

例えば、心臓や腎臓、肺などへ優先的に栄養が回されます。次が骨や筋肉、その次が髪や皮膚、爪など体を保護しているもの。そして、まず最初に栄養をカットするのが生殖機能なんです。

本体が危ない状態なのに次世代に子孫を残すことに力を注いでなんていられません。そういうわけで、まずは生理の期間がバラバラになったり、生理そのものが止まってしまったりするのです。これは体からの最初の大切な、大切なSOSなんです。

コメントを残す

*

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください