食療法 長寿 になるのは細胞が生まれ変わるから

食療法 長寿

食療法 長寿 になるのは細胞が生まれ変わるからです。たとえば、沖縄県は、都道府県別平均寿命で全国一を誇っていました。沖縄と文化が似ていて、昔から肉をよく食べていたお隣の奄美群島も長寿の島です。

食療法 長寿

生前、ギネスブックで世界長高齢に認定されていた、本郷かまとさんと泉重千代さんは、お二人とも奄美群島の徳之島にお住まいでした。愛知県にも、有名なご長寿がいます。きんさん・ぎんさんです。C M出演料などで1 0 0歳を過ぎて人生初の確定申告をし、もらったお金は何に使いますかと聞かれた二人が「老後の蓄えにします」と答えたジョークはお見事でした。

最近、ぎんさんのお嬢さんたちがよくテレビに出演されています。4 人の姉妹がいらっしゃるのですが、全員が80〜90代というご高齢です。その生活ぶりに密着するテレビ番組を見ていて、私は「やっぱりなあ…」とうなずくことが多々ありました。

皆さんがゆっくりと食事されていたのですが、特に長女の方は野菜が大嫌いで皿からよけてしまい、好きな唐揚げばかりを召し上がっていたのです。番組では、お母さんのぎんさんの好物がフライドチキンであったことも紹介されました。もちろん、ぎんさんが毎日フライドチキンばかりを食べていたわけではないとは思います。

ただ、実際にあれだけ長生きをされた方が、お年を召した後でも積極的にタンパク質を食べていたという事実は、とても貴重なデータだと思います。タンパク質や脂質の摂取は、体の材料を補給しているのと同じことです。

新陳代謝を促進し、自分の体を「あるべき姿」 にチェンジしてくれるのです。あるべき姿とは、人類が太古の昔から身につけている、もともとのデザインに沿ったもののこと。全身の細胞は、3ヶ月から半年で入れ替わりますから、その間ずっと正しい栄養摂取(食事) を続けていけば、きちんとした機能を備えた細胞で全身を包むことが可能になります。

ブドウ糖ではなく、ケトン体をエネルギーとして使うことも体が覚えてくれます。そうすれば、全身は新しい機能をもったみずみずしい細胞で包まれます。これを、アンチエイジングといってもいいかもしれません。でも私は、新生という言葉を使いたいと思います。その核心は、低炭水化物・高タンパク質食にあります。

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薬の副作用 危険が多く険避けられないのでできる限り使用を控えるのが体のため

薬の副作用 危険

薬の副作用 危険が多く険避けられないのでできる限り使用を控えるのが体のためです。最近は、なるべく薬を使わないようにする医師も増えました。なぜなら、薬には必ず副作用があり、作用を上回る大きなデメリットが生じることがあるためです。

薬の副作用 危険が多い

市販の感冒薬や頭痛薬のパッケージには、「服用後には自動車等の運転を控えること」と明記されています。これは、感冒薬や頭痛薬には微量ながら睡眠成分が入っていて、服用した人が眠くなる可能性があるという意味です。このように、その薬の目的とは違う作用の全般を、副作用と呼びます。

この睡眠成分はごく微量ですから、まったく眠気を感じない人もいます。こうした軽度の副作用ならまだいいのですが、医療の世界には重い副作用があることがわかっていながら使用している薬もたくさんあります。

有名なのが、抗がん剤でしょう。激しい吐き気が起こり、髪の毛も抜けます。がんの化学療法(投薬による治療 を受ける方は、それほど大変です。現在の日本の医療の中で、私が問題視していることに薬の出しすぎがあります。

国民全体が使っている薬は、アメリカに次いで世界2 位。いくら、世界中の国がうらやむ国民曹保険制度が日本にあるとはいえ、これはいささか行きすぎです。その責任は、やはり薬を出す医療者側にあります。

医療の現場で働く医師たちは、薬に頼りがちな患者さんが少なからずいることも確か。そして、そういった感覚がサプリメントの流行につながっているようにも感じています。

サプリメントの大半は、医薬品ではなく食品に分類されます。医薬品とは監督官庁も違えば、法律も異なります。食品扱いなのですから、研究・製造過程においても医薬品のような厳しいチェックを受けてきていません。

医薬品のパッケージには、「用法・用量」と書かれ、毎食後30 分以内に2錠飲みなさいなどとあります。

一方、食品には「お召し上がり方」とあり、「1日2 粒を目安にお飲みください」とあるだけ。その文言を、どれだけ信用していいかも未知数です。体にいいと信じ込んで、大量に飲みすぎるケースも心配です。

たとえば、カルシウムの取りすぎは心臓疾患や貧血につながるともいわれています。骨粗鬆症などを気にして飲む方が多いのでしょうが、飲みすぎが原因で心筋梗塞にでもなってしまったら、目もあてられません。

一方、最近の研究ではビタミンE の取りすぎから骨粗鬆症になりやすいというデータも出てきています。これらは、いうまでもなくサプリメントの副作用です。何事も、過ぎたるは及ばざるがごとし。

たとえば、水だって大量に取りすぎれば中毒を起こします。人が口にするものは、安全であることが一番。食用油のところでも触れましたが、化学的に合成された物質は、そのぶんアンバランスにできています。人体にとっては、自然のものを自然なまま摂取するほうが望ましいのです。

何か1つの栄養素だけを突出して摂取しても、体の機能が狂うだけ。人体が必要とする栄養素を、普段の食事の中でバランスよく取るほうが自然ですし、より安全です。
薬の効能と副作用(生活習慣病に関連する薬)
https://medicine-guide.net/

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サプリメントは不要 基本的にはサプリメントはいらないと考える方が自然

サプリメントは不要

サプリメントは不要 基本的にはサプリメントはいらないと考える方が自然なことは多くの方が理解していることです。世の中は健康ブーム。数え切れないほどの関連商品が、さまざまな効能を謳って売られています。

サプリメントは不要

その代表が、サプリメントでしょうか。美肌やアンチエイジングをはじめ、便秘改善や減量に至るまで、それさえあれば何でもできるかのようです。そういえば、今は街中の自動販売機に入れられているウーロン茶が登場したときには、ダイエット効果があるとの宣伝文旬もありました。

サプリメントには、数え切れないほどの種類があります。順不同で、目についたものを並べてみましょう。

  • コラーゲン
  • ヒアルロン酸
  • プラセンタ
  • ウコン
  • マカ
  • 葉酸
  • アルギニン
  • プロポリス
  • ローヤルゼリー
  • クロレラ
  • DHA
  • EPA
  • レスペラトロール
  • ポリフェノール
  • イソフラボン
  • ルティン
  • αリポ酸
  • コエンザイムQ10
  • カルニチン
  • グルコサミン
  • コンドロイチン
  • カプサイシン

これらに加え、ゴマやブルーベリーから抽出した成分というのもあります。青汁は今や有名ですし、スッポンエキスや深海魚エキスというのも見かけました。

このうち1つか2つは買った経験があると思います。そうでなくても、ビタミンやカルシウムぐらいは飲んだことがあるでしょう。薬局に行けば山ほど陳列してありますし、テレビの通販番組でもサプリメントが大人気のようです。

さて、ここであらためてお聞きしますが、これらの成分について、皆さんはどれほどご存じでしょうか? その成分は、体にどんな影響と悪影響を及ぼすのでしょうか。いかがですか?

残念ながら、ご存じないはずです。でも、無理もありません。皆さんは、「それを飲むと健康にいい」と聞かされて、記憶の中にそう刷り込まれてしまっただけだからです。もちろん、さきほど列挙した成分のすべてが毒だと決めつけるつもりはありません。製造しているメーカーに、文句を言うつもりもありません。

ただし、その成分がどういう性質のもので、体にどういう影響があるかもわからないまま、一般の方がやみくもに摂取ししまう風潮に疑問を呈したいだけです。サプリメントには、補助食品という意味合いがあるかと思います。毎日の食事では取れない栄養分を、サプリメントで補うという考え方です。では、ある男性の1日の食生活を考えてみましょう。

朝食
  • トースト2枚
  • ベーコンエッグ
  • 野菜サラダ
  • オレンジジュース
  • コーヒー
昼食
焼き魚弁当(ふりかけご飯、鮭切り身、里芋とレンコンの煮物、高野豆腐、キュウリの漬け物、わかめの味噌汁)
夕食
  • 焼き肉屋で飲み会(肉4人前、キムチ、クッパ、ビール2杯、チューハイ2杯)
  • それ以外(八つ橋2個、小粒チョコレート3個、コーヒー3杯、コーラ1本)

どこにでもある、普通の食生活ですよね?では、この人は1日にどの栄養分をどれだけ取ったでしょうか。

何が十分で、何が不足しているでしょうか。タンパク質は? 炭水化物は? カルシウムやカリウムはどうでしょうか。ビタミン類は足りていますか?この人は、毎日同じ朝食を食べます。

翌日の昼食はチャーハンとギョーザ、夕食のおかずはエビフライでした。その栄養分は、どんなものでしょうか。計算できますか?

いえ、ベテランの管理栄養士でもなければ、わからないはずです。こうして、人は毎日違うメニューの食事をします。それが1ヶ月、1年と永遠に続いていきます。となると、自分にはどの栄養分が十分で、何が不足しているかなどと詳しく把握するのは誰にもできないはずです。

だったら、サプリメントを飲む必要もありません。自分に足りない栄養がわからないのであれば、それを補助するのも初めから無理な話だからです。

肉・卵・チーズさえ食べていれば、必要な栄養素が全部そろいます。高価なサプリメントを買うくらいなら、ときどきは輸入牛肉ではなく国産牛肉にして賛沢するほうが、お金の使い方としても有意義なのではないでしょうか。

肉は、動物の体をつくる生命の源。卵は、ヒヨコになる完全栄養食品。乳製品は、赤ちゃんが元気に育つための唯一の栄養からできたものです。

先にあげたサプリメントを全部まとめて飲んだとしても、人間の骨や肉にはなりようがありませんし、赤ちゃんのようなスベスベの肌はつくれません。まして、ヒヨコの生命をつくることもできないのです。

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