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肥満はどういった病気につながるでしょうか?

Question

肥満はどういった病気につながるでしょうか?

Answer

通常、太っていると体の動きが鈍くなり、疲れやすくなります。余分な脂肪組織もしっかり養わなければならないため、心臓にも大きな負担がかかり、動悸や息切れ、めまいなどの症状があらわれてきます。
こんな状態が長くつづくと、動脈硬化を促進し、高血圧や、心筋梗塞などを引き起こすことになりかねません。また、太っていると高脂血症になり、高尿酸血症や胆石、脂肪肝などの肝機能障害、糖尿病などの事態を招きがちです。
そのほか、体重が重いため、体を支えている腰に負担がかかって腰痛を起こしたり、足をねんざしたり骨折したりしがち。股ずれに悩まされる肥満者も珍しくありません。
女性特有のものとしては、卵巣機能異常による月経異常や月経不順、不妊症があげられます。最近では子宮ガンや卵巣ガン、乳ガンなども、肥満している人のほうがかかりやすいことがわかっています。

ある保険会社の調査によると、太りすぎの人の病死率は、普通の人より高いという結果が出ていますし、交通事故にあう確率も高いといわれています。
このように、太っていていいことはほとんどといっていいほどありません。たとえ現在は健康でも、太っていることは病気の原因を育てているようなものであることを肝に銘じてください。

女性がお産の後に太ってしまうのは?

Question

女性がお産の後に太ってしまうのは?

Answer

妊娠、出産後に体重が増えてしまう人もいます中には出産前よりも10kg以上太ってしまう人もいます。その理由の1つはホルモンの変化のせいです。
出産時期は、さまざまなホルモンの作用で、胎児を発育させるために食欲が高まるのですが、産後は自然の摂理で元の食べ方に戻って、本来はやせてくるはずなのです。ところが、.最近はそれがうまくいかない人がふえています。まず、妊娠時にはずみがついて必要以上に食べる、産後も、体はおだやかな新陳代謝に戻っているのに依然として食べつづける、こうして結局は太ってしまうわけです。

中年太りや更年期時の肥満の原因

Question

中年太りや更年期時の肥満の原因

Answer

中年太りは男女問わず共通の悩みです。男性の場合は、働き盛りで接待やつきあいでお酒の席がふえて食生活が不規則になったり、食事のバランスがくずれるために太ると考えられます。
女性の場合は、家庭生活が安定し、精神的にゆとりが出ることが1つの理由と考えられます。それに、中年になると男女ともに運動不足になりがちなことも見落とせません。
更年期に入ると、急に太る女性が出てくるのは確かです。これは、卵巣の機能が低下して、ホルモンの状態がアンバランスになり、その結果、新陳代謝が低下してしまいます。そのため、体の中に入った食物がうまくエネルギーとして燃焼されないで、脂肪として体内に蓄積されてしまうからです。