眠りの質も食事が大きく影響する

寝る3時間前の食事は肥満のもと、2時過ぎの食事は絶対にNG! というダイエット法もあります。ただ、これも人によって合う・合わないがあるでしょう。

夜の飲食業の方やモデルさん、女優さんたちは深夜や明け方、寝る前に食事なんて当たり前の生活ですが、みなさんやせてますよね。

こんな単純な事実からしても食べる時間によって、必ず太るとかやせるというワケではないのがわかります。お腹が空いているのに我慢して食べずに寝ても、ぐっすり眠れない人もいるでしょう。そういう人はしっかり食べてぐっすり寝る方が幸せで、目覚めもよく元気に過ごせるはずです。

睡眠でいえば、特に2時から翌2 時までの4時間に眠ると成長ホルモンの分泌が盛んになり、肌の再生も活発になるといわれています。いわゆる美肌のゴールデンタイムの睡眠はできるだけ守りたいところ。
ゴールデンタイムの睡眠を生活習慣に活用すれば肌も美しくなる

空腹で眠れなかった ということになる位なら、遅い時間でも食事はした方がいいでしょう。

例えば残業がある日、遅い時間に夕食をとるよりは、と早めに夕食をしたとします。急いで食べた食事は満足感がなく、消化もよくありませんし、食事の後は胃に血液が集中するので、実は仕事の効率が下がってしまいがち。

だったらさっさと残業を終わらせて、少々遅くなってもいいから夕食をしっかりおいしくいただく方が満足感があって栄養の吸収がいいだけでなく、仕事の効率もいいはずです。

遅くまで働いて、手間をかける気力がない時の晩ごはんは簡単なものでよいでしょう。スープにお餅を入れるだけのお雑煮でもいいですし、さらさらっとお茶漬けでも体が温まるし手軽です。
白米に卵としょうゆを入れてかきまぜた卵かけご飯は、残業で疲れた脳の栄養補給にもなるでしょう。お腹が減って寒くて眠れない女より、お腹いっぱいポカポカでぐっすり眠れる女性の方が意外に太らいないはずです。

食べる時間帯に神経質にならない

食事の時間は、何時でもいいはずです。でも、「1日きちんと3食とれないから私はダメ!」とストレスが生まれ、また「今日こそは! 」と気負ってしまい、負のスパイラルに陥っている人も本当に多いです。

でも、規則正しく食べることが合う人もいれば合わない人もいるでしょう。1日の食事回数なんて2食でも5食でもいいでしょう。

朝に食欲がないという人は多いのですが、そういう人は別に無理をして食べなくてもいいと思います。朝から昼にかけては排泄と浄化、昼から夕方にかけては活動と代謝、夕方から朝までは休養と蓄積というように、人間の体は時間帯によって働きが違うといわれてます。

そのため、午前中は排泄と浄化を促すように固形物はとらずに水分だけにした方がいいという考え方もあるのです。もちろん人によっては1日3食が体に合っている人もいるでしょう。

朝を抜くとフラフラしたり、頭が働かないという人は朝食をしっかりとる方がよいでしょう。さらに言うと、食欲は日によって違います。

「今朝はお腹空いてない」とか「今日のお昼は別に食べなくてもいい」という日もあっていいワケです。例えば、午後から長い会議があるから今は空いてないけど食べておかなきや!と無理してランチをとっている人も多いのではないでしょうか。そんな人におまじないをひとつ教えましょう。

まず人差し指と親指で「つまむ形」にして、その指をおへその下へ持っていき、そこにあるものをつまんでみましょう。お肉、つまめましたか?

それこそが体脂肪であり、ご飯を食べられなかった時の備蓄エネルギーでもあります。もし、そこにつまめるものがなかった人はエネルギー不足になりますから時間ごとに食事をした方がいいでしょう。

でも、そこに体脂肪がしっかりあったなら、「この後お腹が空いちゃうかも」は、逆にラッキーチャンスなんです。そういう機会でもないと、体脂肪はエネルギーとして使われずにどんどんたまっていくのですから。

蓄積されたお肉を使う絶好の機会!お腹だけではありませんよね。背中やわき、二の腕にだってつまめるお肉があるはずです。だったら、1食くらい抜いても倒れることはないでしょう。

多くの人が「お肉はダメ」「油はダメ」と制限することには熱心なのに、食事の回数については減らそうとしない人がとても多いのです。

これはダイエットに失敗する人にありがちな矛盾なのかも。食べられないことに恐怖を覚え、食べなきやいけないという思い込みが強すぎるのですが、たいていの人は何も食べなくても何日聞かは生きていけるだけの脂肪を蓄えているといわれています。

朝やお昼、夜でも1食や2食食べられなくても気にする必要はないでしょう。むしろそれをストレスに感じる方が、体にとってはよくないはず。何度も言いますが、基本的に「お腹が空いた時」が食べるべき時です。

空腹で食事をした時の「おいしさ」が、体が栄養素を吸収している証拠だと思ってください。空気なんて読めなくてもいいから、自分の腹時計は読めるようにったほうがいいでしょう。

スイーツをメンタルの安定のために

スイーツは、体に栄養を補うものではありませんが、その歴史はずいぶんと長いといえます。つまり人間にとって必要なものだからこそ、なくなることなく歴史を重ねてきたのだと思います。

それは、心の栄養になるものだからでしょう。頭脳労働が多い人には脳の栄養にもなりますし、スイーツは必ずしもダイエットの敵ではありません。
また、甘いものが欲しくなるのは、他の栄養素が足りてないという体のサインだったりすることもあります。特にたんばく質が足りてない場合が多く、お肉をしっかり食べるようになったら「甘いものが欲しくなくなった」という人も多いんですよ。スイーツが欲しくて欲しくて、という人は一度お肉が足りているかな? と食事を見直してみる必要があるでしょう。

足りない栄養をプラスして自然と甘いものが減るのが理想的でしょう。ですから、無理にスイーツを我慢しなくてもいいと思います。
欲しいと思った時は、まず心ゆくまで食べてみること。そんなスイーツ好きな人に、できるだけ太らない選び方、食べ方のコツがあります。

まず、スイーツはお腹が空いた時に最初に口に入れない方がベター。なぜなら、体は空腹時に一番最初に入ってきた栄養素を吸収しやすいしくみになっているかちです。
悲しいかな、スイーツの成分に体にいい栄養素はほとんど含まれていません。ですから、フルコースの最後にデザートが出てくるのは理にかなった食べ方なのです。

ちなみに、スイーツは割合が重要。食事の後なら1日の食事量の5 ~10% くらいでしょう。ところが、菓子パンだけで昼食を済ませたりすると一気に33%くらいになって太りやすくなりますから注意します。

また、スイーツは高級なものを選ぶことです。素材のひとつひとつを吟味した、高級パティシュの作るケーキでも、京都のしにせ老舗の和菓子でもいいですが、その人が満足感を得られるものでないと、結局は物足りなくてさらに「甘いものを食べたい」と思ってしまいがち。

とりあえずあるものを食べると満足できずに止まらなくなる…ということにもなりかねません。心の栄養としてスイーツは必要な時もあるのです。
罪悪感を持つ必要はありません。安心して、幸せな気持ちになれるスイーツの食べ方をぜひ習慣にするといいでしょう。

原形に近い食べ物が太らない

食事の際に「素材の原形に近いか」を気にしたことはありますか?素材に近いものはしっかり噛む必要があるので、歯やアゴを鍛えることもできますし、唾液が分泌されて免疫力も上がり、体を若々しくすることができます。

また、たくさん噛むということは、みなさんご存じの通り満腹中枢が刺激されて、食べすぎ防止にもなりますよね。逆に加工を重ねた食品は、やわらかくて噛まずに食べられるので満腹感が少ないんです。

また、食べすぎてしまう危険性が高く、体内に入ってからも消化吸収にそれほどエネルギーを使いません。結果、内臓が働かずカロリーを消費たしないので脂肪を溜め込みやすい体になっでしまいます。そもそも人間は、自然からほど遠い形の食べものをうまく消化・吸収できるしくみになっていません。加工されたものを消化するのにたくさんの消化酵素を使ってしまうと、代謝に必要な酵素が足りなくなって、やせにくくなることもあるのです。

「加工食品ってやっぱりよくない!」と感じると思うのですが、これが日頃から何となく食べているものだったりします。たとえば小麦製品。小麦は、 本来は「粒」のものを精製し、漂白して「粉」にしているので、その時点ですでに原形でなくなっています。
菓子パンやケーキ、クッキー、パスタ、ラーメン、お好み焼き。小麦粉を使った食品は身近で、手軽に食べられるものが多いので、毎日食べている人が本当に多いと思います。日によっては3食とも小麦粉製品という人もいるかもしれません。

もちろん、ゼロにはできないでしょうし、時々おいしく食べるのは問題ありません。ただ何となく食べるのは控えてほしいもの。

生命力あふれるイキイキとした女性になるためには、できるだけ原形に近い形のものを口にするようにしましょう。例を挙げると、刺身やお寿司、焼いただけの肉などです。こう聞くと、「手抜き料理じゃないの?」と思われるかもしれませんがその通り! お刺身を買う時間がないなら、骨ごと皮ごと食べられるお魚の缶詰でいいのです。

ちゃんとおいしく味つけもされているから、ほかほかご飯に魚の缶詰をパッカンと開けて、海苔やネギ、カイワレをパラパラとかければ立派な井のでき上がり!下ごしらえから時間をかけたグラタンよりも手間のかからない丼の方が体にはいいんです。ポイントはいかに原形に近いかです。

肉が受け入れなければ豆を取り入れる

「肉・米・油」をしっかり摂りましょう!というとどうも肉=太るイメージからか敬遠してしまう人が多いものです。本当は肉=太るではないのですが。

ダイエット中の女性に「豆類をもっと増やして」といえばすぐに取り入れてくれる人が多いです。植物性の豆では肉・魚・卵の代わりにはなりませんが、豆類には植物性たんばく質がたっぷり含まれています。

また、食物繊維が多く便秘解消に役立ちますし、イソフラボンでホルモンを整えるのに役立ちます。また、カリウムが多いので余分なナトリウムを排泄してむくみを取ってくれるのが女性にはうれしいところ。
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さらに豊富なカルシウムとマグネシウムが骨や骨格を強くしてくれます。カルシウムは年齢と共に骨から減っていく一方なので、骨粗鬆症ためにも年を重ねるごとに意識的にとっていくことが大切です。

一時女性のイソフラボンのとりすぎは肝疾患になるリスクが高いという情報が流れ、豆類を敬遠された方もいるかもしれません。ただ、それはサプリメントでイソフラボンだけを多く摂取した場合のはず。

通常の食事からとる位なら問題はないでしょう。むしろ豆の栄養素が足りてない人は多いので、意識して食べるくらいでちょうどいいはずです。

大豆の水煮や納豆、お豆腐などで手軽にとれるので、豆製品は生活に取り入れやすい食材です。夏は枝豆と冷奴、冬は湯豆腐や煮豆を食べるのもおすすめ。

また最近ではカフェでひよこ豆のカレーやレンズ豆の煮込み、ピーンズサラダなどいろんな種類の豆を食べることができます。足りない栄養をプラスする意味でも、味覚をとぎすます意味でも、できるだけバラエティーにとんだいろいろな豆を食べてみるといいでしょう。

ただし、豆料理は基本的に「副菜」。ごはんの代わりに豆腐だととりすぎになるので気をつけましょう。

とはいえ、もし豆が嫌いなら無理して食べることはありません。そんな人は、牛乳を豆乳に変えることもひとつの手です。今は無調整の豆乳が市販されているので、これをコーヒーやココアに入れたり、クラムチャウダーやポタージュに利用したり、おみそ汁に入れても味がマイルドになっておすすめです。

その他に豆乳を使った調理法としては、ホワイトソースがイチオシです。普通は小麦粉をバターで妙めて牛乳を加えて作るのですが、米粉かクズ粉をオリーブオイルで妙め、豆乳でのばしてホワイトソースにするのです。豆乳で作ったホワイトソースはあっさりヘルシー。
シチューやグラタンなど、普通のホワイトソースと同じように使えるので、ぜひ試してみてしださい。また、濃い豆乳に黒砂糖かハチミツを入れてホイッパーで泡立てると生クリームっぼくなります。

少しゆるいのでケーキのデコレーションには厳しいのですが、ココアやシフォンケーキと合わせるととてもおいしくいただけますよ。日本では昔から豆は常用されてきました。みそ、豆腐、納豆、湯葉、高野豆腐、枝豆、黒豆、きなこに和菓子類。どれかひとつは好みの味があるはずです。

1日2回のたんぱく質が大事

「米・肉・油」の中で、特に意識してほしいのがたんばく質の「お肉」です。たんばく質は血液や内臓、筋肉、骨のもとになりますし、肌、髪、爪の材料でもあります。
たんばく質が不足するとまずは生命を維持するのに関係のない肌、髪、爪に行き届かなくなり、荒れて乾燥し、見るからに潤いやツヤがなく、パサパサとして老けた印象になります。

これではたとえやせても美しく見えません。たんばく質不足が悪化してくると血液が足りず貧血気味になることもあります。.貧血の女性はだいたい青白くて元気がありません。
多くの男性がピンク色の唇に色気を感じますが、これにもきちんと理由があって、貧血の女性は血液が不足しているので生理系のトラブルを抱えている可能性が高く、それはつまり子孫を残す「メスとしての力」が衰えている場合が多いから。男性に「モテる」ためには、生理がちゃんときているかどうかは、とても大事なポイントなのです。

さて、今日からお肉を意識して食べよう! と決意した人に選び方や食べ方のテクニックをいくつか紹介します。意外かもしれませんが、「モテる女」に欠かせないのは、脂肪を燃焼するL-カルニチンが多く含まれている「赤いお肉」です。
カルニチンは脂肪酸を燃やすカギ
その基準でいくと全体的に白っぽい鶏肉ではあまりとれないのです。それでも鶏肉が好き! というなら、モモ肉とむね肉の場合、少しでも動いているモモの方が赤いはずです。

ただしほとんど動かないブロイラーだと、モモ肉よりむね肉の方が赤いかもしれません。とにかく少しでも赤いお肉を選ぶようにしてください。

色で考えると、ブロイラーよりも地鶏の方が赤いですよね。ということで当然地鶏を選ぶのがオススメです。L-カルニチンの面だけでなく、他の食材と比べて鉄分が一番吸収されやすいところもお肉をすすめる理由のひとつ。

L-カルニチンと鉄分のどちらもしっかりとれるベストな肉は羊(ラム)肉。でも羊は癖があり好き嫌いが分かれるので、牛が1位、2位が豚といったところでしょうか。

おすすめはユッケや刺身など生ものでたんばく質をとることですが、これも好き嫌いがわかれます。「普段ほとんどお肉を食べません」という人なら、慣れるためにいつもの料理マーポーに少しずつお肉をプラスしてみましょう。

最初はひき肉を使った麻婆豆腐やロールキャベツ、妙めものでもよいでしょう。それに慣れてきたら、角切りのお肉を煮込むポトフやシチューにステップアップを。それでもどうしてもお肉は無理! という場合は、

お魚でも大丈夫です。お魚は旬のものを選べば栄養もおいしさも間違いありません。1日にとって欲しいたんばく質の量は「手のひら2枚分」です。手のひら1枚分、1食分の例を挙げると、牛井なら普通盛りではなく特盛りにするくらいの量です。
もしくは普通盛りにたんばく質である卵をプラス。もちろん、1度にとるのではなく1日3食の内2回は肉、魚、卵のいずれかをメインのおかずにすれば、トータルで「1日手のひら2枚分」は不可能ではありません。

水のガブ飲みはNG

美容のために、と大量にお水を飲んでいる女性も多いようです。しかし、中には水の飲みすぎで体が冷えたり、むくんでボテッとしたフェイスライン& ボディラインになっている人も多いようです。

残念ながら、冷たくてむくんでいる女性はあまり魅力的とはいえませんよね?お水は喉が渇いたら飲むというのが基本。空腹の時にガブガブ飲んだら頻尿になったり、むくみやすくなったりするだけです。

1日2リットルでは、ほとんどの人が多すぎる量でしょう。種類にしても、硬水がダイエットにはいいといわれていましたが、日本人の口には合わないものが多いようです。この「おいしくない」は体に合っていない証拠です。

無理して飲む必要は、ないでしょう。もちろん硬水でもおいしいと思うものは、時々とり入れるとよいでしょう。「良薬は口に苦し」という言葉がありますが、食事や水は薬じゃありません。おいしいものを食べてこそ、健康で美しいモテ女になれるんですよ。

自分に合う水を見つける簡単な方法は、生まれ育ったところの水を試すことです。大阪生まれなら「六甲の水」、東京近郊で育ったなら「南アルブスの水」と、地元に近い場所で採れた水が一番おいしく感じるはずです。

ただ冷えが強い人は、自分の生まれた地域よりも北の水を選ぶ方がよいでしょう。九州や沖縄などの南で採れた水は、どうしても体を冷やしやすいので、できれば少し気をつけた方がいいかもしれません。同じ理由で水入りのものも避けた方がいいと思います。

また、目覚めの1杯に水を飲むなら人肌程度のお湯がおすすめです。常温がベストです。お湯を飲むことで内側から目覚め、体が動きだすでしょう。

起きてすぐに歯を磨く人もいますが、その場合は歯磨き粉の成分が一番最初に体に入ってしまうということになります。できれば、水で口をゆすいでお湯を1杯飲む。それから歯を磨くようにしましょう。

基本は日本の水の方がいいのですが、たまには発泡系や海外の水でもいいですし、味が好きというのなら問題ありません。海外旅行中などは現地のお水やワインをおいしく感じるものです。

その時「おいしい」と感じるものを口にするのが大切なのです。同じ意味で、コーヒーやお茶が水分代わりになる時があっても大丈夫です。ただし、これも掩れたてのできるだけ自然なものがより理想的でしょう。

日本人の体質合うミネラルウォーターは国産の超軟水一覧(硬度0~50)から選ぶといいでしょう。
品質の高い「いいミネラルウォーター」を飲みたいなら九州の「活泉水」です。

お味噌汁ではミネラルなどの栄養をしっかり摂る

できれば毎食食べてほしいのが汁ものやスープ。最低でも1日1回は食べるのが好ましいでしょう。でも、これも実際に飲んでいる人は少ないでしょう。

夏場ならビシソワーズや冷や汁をいただくのはいいかもしれませんが、基本は温かいものがベストです。なぜなら、温かい汁ものをとると胃の中で食べたものをうまく混ぜて消化できるからです。そして腸にも負担がかかりません。腸は冷えるとすぐに負担がかかってしまいます。
そしてもうひとつ、温かい汁ものは満腹感を感じやすいのです。例えば板チョコを2~3枚一気に食べる人はいますが、ココアを2~3杯一気に飲める人はいないはずです。温かい汁ものはそうたくさんはお腹に入らないように、体はできているのです。
つい食べすぎてしまう人は、汁ものを逸品用意することでダイエット効果も期待できます。

数ある汁ものやスープの中でオススメナンバー1といえばやっぱり「おみそ汁」みそに含まれる大豆のイソフラボンのパワーもあるのですが、実は同時に含まれるたんばく質の方が重要だったりします。

そう、食事でとったミネラルはたんばく質がくつついた方が腸からうまく体の中に吸収されやすいのです。肉類や豆腐、葉ものなどさまざまな具材の持つミネラルを、みそのたんばく質の力で余すところなくとれるのはおみそ汁の大きな魅力。

「栄養をしっかりとる!」点でもおすすめです。

主食やおかずが同じでも、汁ものをつけるかつけないかで吸収される栄養の量が変わるのですから、汁ものなしではなんだか損な気がしますね。

最近ではおかずをスープにして提供する飲食店も増えてきて、以前よりスープ類がとりやすくなったと思います。こういう店もどんどん利用してみましょう。

また、温かくて水分が多いものということで、お茶やコーヒーで代用している気になっている人もいますが、これらにはミネラルが含まれていません。お茶やコーヒーでは水分はとれますが、栄養をプラスすることまではできないのです。

野菜たっぷりのスープやお味噌汁が断然おすすめなのです。

ティースプーン1、2杯程度の質のいいオイルを毎日摂る

1日にオイルはどれくらいまでとればいいのでしょうか?どんなに質のいいオイルでもオイルには変わりありませんから摂りすぎはやっぱり心配です。

海外ではかなりの肥満の人が1日3回大さじ1杯ずつの油をとったらやせたというデータがあるのですが、日本人はなかなかそこまで摂れないでしょう。胃のほうがダウンしてしまいそうです。

ただ、少々多めにとっても大丈夫というのは、この結果でもわかっていただけるのではないでしょうか。今まであまり油をとる生活をしてなかった人は「最初は1日l回か2回、ティースプーンに1~2 杯ずつを食事の時に」を目安にするといいでしょう。

オメガ3なら生のままがいいというと、そのまま飲もうとする人がいますが、通常は「ウェッ!」となってしまいます。体が拒否反応を示すとり方では、ほとんど吸収されませんからオイルをそのまま直接飲むのはあまりオススメできません。

では、オイルのおすすめのとり方は?サラダはもちろん、煮物でもおひたしでもスープでも、妙め物の上からでも、いろいろなお料理にかけるのがよいでしょう。

納豆に加えるとマイルドになって美味です。仕上げにいい油をかけるとコクが出ておいしさも増します。ラーメンやアイスクリームにかけたり、トーストにバター代わりに塗っている人もいらっしやいますし、意外なところでは豆乳ココアにオイルなんていうのもこれまた美味です。

オイルは意外と幅広く、何にでも合います。前にCMで「おいしい物は糖分と油でできている」とありましたがまさにその通りです。

また、かけるものは何でもいいのですが、とくに体に悪そうなものを食べる時にこそオイルをプラスするのがポイントです。アイスクリームなど乳脂肪を含むもの、唐揚げやピザなどの悪い油を含んでいるものを食べる時に「いい油」を足すよう心がけてください。

最後に、いい油はあたたかい場所に置いておくだけでも酸化が進みます。封を開けたら冷蔵庫に保存するのもいい油を有効にとり入れるポイントです。
どうしても油をとることができない人はサルバチアなどはどうでしょうか?いわゆる最近、注目を集めているチアシードです。オメガ3がたっぷりです。

質のいい油を選ぶための知識

「質のいい油」を選ぶ基準は基本的にふたつあります。ひとつは、オメガ3(n-3系)を含むか含まないか。そしてもうひとつは自然に搾られたピュアオイルかどうかということ。

オメガ3とは体内では作ることのできない必須脂肪酸の一種で、花粉症などのアレルギー抑制やエネルギー生産を調整し、体脂肪を燃やしやすくする効果があるといわれています。

オメガ3を含む油には、シソ油(えごま抽)、亜麻仁油などの他、サバ、イワシ、ブリなどに含まれるEPA、DHAがあります。お魚はともかくシソ油などはスーパーやデパート、インターネットで簡単に手に入ります。

もうひとつ、生のピュアオイルの代表格はオリーブオイル、なたね油で、今やどこのスーパーにも置いてあるメジャーな油です。これらは熱に強いため、妙めものや揚げものなどの加熱調理にも使えるのが最大の利点。

ただし、オリーブオイルは安価で質の悪いものも流通してますので、必ず「エキストラバージンオリーブオイル」と表示されたものを選ぶようにします。

オメガ3を含むオイルは酸化しやすいため、オリーブオイルのように加熱調理に使えないので、生のまま使うのに適したオイルなのです。

ちなみにオリーブオイルは、最近の研究で腸のためにも大切な成分が含まれていることがわかってきました。
腸ストレスから自分の腸を守るために効果的なエキストラバージンオリーブオイル

オメガ3を含んでいて加熱調理に使えるのは、今のところインカインチ( アマゾングリーンナッツバージンオイル) と、自然に搾ったなたね油の2種類くらいしかありません。

最近、多くの美女が使っているとしてアボカドオイルが流行っています。確かに天然ものでポリフェノールもビタミンEも多く、酸化しにくいので加熱調理にも使えるのですが、植物性のわりにお肉の脂と同じ飽和脂肪酸が多く、何よりオメガ3 を含んでいません。

そういう意味ではそれほど積極的にとらなくてもよいオイルでしょう。少し前にはグレープシードオイルも大流行しました。いろいろと気になるオイルを試して自分に合うオイルを探してみましょう。

自然に搾ったピュアオイルというのはもともと匂いや味など、癖が強いものなのです。特に亜麻仁油は好みが分かれるでしょう。しかし逆に考えれば、癖が強いオイルの方がより自然の状態に近いオイルだという証拠で、おすすめしたいオイルになります。

ただし、これもいくら私がすすめても「おいしくない」と感じるなら無理してとる必要はありません。同じ種類のオイルでもメーカーによって味も香りも異なります。自分に最適なオイルを探すために、まずはいろいろと食べ比べてみることです。

さらには「オリーブオイルに亜麻仁抽を少し混ぜて」「シソ油にアボカドオイルを香りづけ」と自分流にアレンジするのも楽しいですね。
体内に入れる油を100% オメガ3 にすると不調が出るといわれていますが、自覚している以上に普段の食事にはいろいろな油が使われていて、100%オメガ3オンリーになるということはないと思います。
それよりも良質な油不足の人が圧倒的に多いはずなので、最初は「少しとりすぎかな? 」と思うくらいでもちょうどよいでしょう。

最近は、サプリメントでもDHAなどが摂取できます。