ダイエットのための食習慣

牛乳の飲み過ぎは太ると聞いたことがあるのですが

Question

牛乳の飲み過ぎは太ると聞いたことがあるのですが

Answer

ほんとうです。牛乳は9割が水分ですが、あとの1割の中には糖質、タンパク質、脂肪、カルシウム、ビタミン2 などが豊富に含まれています。
特にカルシウムの補給源としては、たいせつな食品です。1日1~2杯なら、まさに健康飲料ですが、水がわりにガプガプ飲んでしまうのは、ダイエット中にはちょっと考えもの。
必要以上にとることは肥満につながるのです。牛乳は140mlで80kcalですから、水がわりにと、たとえば1パック、1000mlも飲んでしまうと、なんと約80kcal もエネルギーをとることになります。
1日に牛乳を多量に飲む習慣のある人はスキムミルクやローファット牛乳にして、1日に多くても400mlにまで減らす必要があります。

ビールは太るがワインやウィスキーであれば大丈夫?

Question

ビールは太るがワインやウィスキーであれば大丈夫?

Answer

いいえ。カロリーゼロ、エネルギーゼロの水と違い、アルコールが入っているのでどんなお酒にももエネルギーはあります。たとえば油脂は1gあたり9kcal、たんぱく質や糖質は1g、4kcalに対して、アルコールは1gで7kcalです。(ただし、アルコールは、体内に入ったあと、汗や呼気の中に排出されるので、実際にエネルギーとなるのは5kcalともいわれます)。
また、アルコールのエネルギーは、その度数(アルコールが含まれている割合) に比例します。ですから同じ量でくらべるなら、ウィスキーや焼酎はもちろん、ワインや日本酒のほうがビールよりも高エネルギーです。かといってビール大びん1本663kcalもの量を飲めば、やはり高エネルギーになることには変わりありません。いずれにせよ、ダイエット中はお酒を飲まないか、できるだけ控えるほうが体のためにもダイエットのためにもよいでしょう。

お酒を中断せずにできるダイエット

Question

お酒を中断せずにできるダイエット

Answer

ありません。
少量ならば百薬の長といえるアルコール頼も、飲みすぎればダイエットの敵といえるでしょう。というのも、アルコール類はすべて高エネルギーだからです。

特に、甘いカクテル類は要注意。そのうえ、アルコールは胃液の分泌を促して食欲を高める作用があります。食前酒をやめるのはもちろん、飲みながらの食事も感心できません。
ダイエットを肝に銘じていても、飲むほどに酔うほどに抑制がきかなくなり、いつの間にか過食していることが多いからです。
ダイエットを心がけているのなら、アルコール類は「たしなむ程度に」 を心がけてください。

具体的には、ご飯1膳程度のエネルギー量にとどめることです。そして、つきあいなどで、やむをえず量を越したようなとき、飲んだ分だけ何を減らすかということならば、やはり食事の際のご飯の量を減らします。

ただし、毎回ご飯を抜いてアルコールを飲むと、エネルギー量は変わらなくても、お米に含まれる他の栄養素がとれません。

飲酒は週1~2回に捜え、ご飯との交換もせいぜい週1回までにしてください。

飲み始めると止まらないという人は、飲む前に水かお茶をコップ1杯飲んでおくといいでしょう。酒量はのどの渇きにとても影響されるので、お酒を飲む前にのどの蒔きをいやしておくと、それほど飲めなくなります。

また、おつまみも、チーズやピーナッツなどのようにエネルギーの高いものはもってのほかです。焼き魚や酢の物など、食事用のおかずを利用tます。ただし、薄味にすること。薄味のおつまみは、お酒の量を控えることができると同時に、摂取エネルギーを抑える役目もします。
「お酒をたしなむ」ことでストレスも軽減できるのであればいいのですが、さまざまな制約の中で逆にストレスになるようでしたらこれを機にやめてしまうのもいいでしょう。