子どものとき太っていた人はやせにく いって、ほんとう?

Question

子どものとき太っていた人はやせに< いって、ほんとう?

Answer

ほんとうです。脂肪組織はたくさんの脂肪細胞からできています。人の一生を通じて、脂肪細胞の数がふえる時期が、次に示すように3回あると考えられています。

  1. 妊娠末期の胎児(妊娠中、母親が必要以上に太ると、胎児の脂肪細胞がふえてしまうのです)
  2. 生後1年間
  3. 思春期

ですから、乳幼児のころ太っていた人は、脂肪細胞が人より多て、その後も太りやすいといえます。
事実、肥満している人の脂肪組織には、脂肪細胞の数そのものが多いタイプ(細胞増殖型肥満) と、脂肪細胞が肥大しているタイプ(細胞肥大型肥満) があります。細胞増殖型肥満は、子どものころから太っていた人に見られ、脂肪細胞の数は一度ふえると減ることはないので、この型の肥満の人はなかなかやせることができません。これが、子どものころから太っていた人はやせにくいといわれるゆえんです。これに対し、細胞肥大型肥満に見られるような、青年期以降にふくらんだ脂肪細胞を小さくすることは比較的容易です。細胞肥大型肥満の人は努力しだいでやせることができるのです。

親が太っていれば子供も遺伝で太るのでしょうか?

Question

親が太っていれば子供も遺伝で太るのでしょうか?

Answer

肥満の遺伝については、さまざまな学説があります。太った両親の子どもが、太っている場合もときどき見かけられることもあって、一般に肥満は遺伝すると受け止められがちではあります。しかし、このように親と子の肥満の相関関係が高いのは、食生活のパターンや噂好傾向、生活習慣が子どもに影響を与えているからだとも考えられます。
つまり、ひとつ屋根の下で暮らすなら、食生活も当然似通ってきます。脂肪のもとになる糖質たっぷりの食事、間食が多く、なんでも好きなものを好きなだけ食べてよしの環境、そのうえ外に出るより家でじっと過ごすのが好きとなれば、親子で、あるいは家族そろって肥満でも、ちっともおかしくはありません。
太る素質をぐんぐん伸ばしているわけです。肥満の遺伝子は見つかっていないといわれていることですし、もし、あなたが太った両親をお持ちなら、遺伝とあきらめないで、常に肥満に対して警戒心を持ち、食生活に注意することがたいせつです。
世の中には商売にかこつけてダイエットに関連する商品が多数売られていますし、情報も反乱していますが「ダイエットメニュー選びに迷ったら原形食品」を頭に入れておくといいでしょう。

体重測定以外で肥満度をチェックする方法は?

Question

体重測定以外で肥満度をチェックする方法は?

Answer

肥満度のチェックというのはいわゆる皮下脂肪のつき方を調べることです。自分でできる簡単な方法は、肩甲骨の下と二の腕の内側をつまんでみることです。それぞれの厚みを加えたものが女性では50mm以上、男性では40mm以上なら肥満です。
ただし、この測定には、専用の器具(皮脂厚計) を使わなければなりませんし、熟練した医師でないと、誤差が出やすいものです。最近では、デパートなどでも、この皮脂厚計が売られています。簡単な仕組みのものから、かなり精密なものまでいろいろ見かけますが、器種によってデータもやや変わってくるようです。いずれにせよ、おおよその目安をつける程度なら、利用してみるのもひとつの方法でしょう。

アナログ皮下脂肪厚計
計測箇所をスムーズにつまむことができます。
軽量で計量箇所をスムーズにつまむことができます。

太りすぎが高血圧、心臓病、糖尿病など、いわゆる成人病の誘因といなることはすでによく知られているところですが、自分がどの程度太り気味なのかについては、意外と知られていないのが実状のようです。
太り気味かどうかを知るには、皮脂厚を図る必要があります。
ファット・オー・メーターはこの皮脂厚を測るための測定器です。太りすぎが誘因となる成人病の予防のためにも、定期的に本気で肥満の程度を把握し、食生活面や運動量調節の面にお役立てください。