満足ごはん

水のガブ飲みはNG

美容のために、と大量にお水を飲んでいる女性も多いようです。しかし、中には水の飲みすぎで体が冷えたり、むくんでボテッとしたフェイスライン& ボディラインになっている人も多いようです。

残念ながら、冷たくてむくんでいる女性はあまり魅力的とはいえませんよね?お水は喉が渇いたら飲むというのが基本。空腹の時にガブガブ飲んだら頻尿になったり、むくみやすくなったりするだけです。

1日2リットルでは、ほとんどの人が多すぎる量でしょう。種類にしても、硬水がダイエットにはいいといわれていましたが、日本人の口には合わないものが多いようです。この「おいしくない」は体に合っていない証拠です。

無理して飲む必要は、ないでしょう。もちろん硬水でもおいしいと思うものは、時々とり入れるとよいでしょう。「良薬は口に苦し」という言葉がありますが、食事や水は薬じゃありません。おいしいものを食べてこそ、健康で美しいモテ女になれるんですよ。

自分に合う水を見つける簡単な方法は、生まれ育ったところの水を試すことです。大阪生まれなら「六甲の水」、東京近郊で育ったなら「南アルブスの水」と、地元に近い場所で採れた水が一番おいしく感じるはずです。

ただ冷えが強い人は、自分の生まれた地域よりも北の水を選ぶ方がよいでしょう。九州や沖縄などの南で採れた水は、どうしても体を冷やしやすいので、できれば少し気をつけた方がいいかもしれません。同じ理由で水入りのものも避けた方がいいと思います。

また、目覚めの1杯に水を飲むなら人肌程度のお湯がおすすめです。常温がベストです。お湯を飲むことで内側から目覚め、体が動きだすでしょう。

起きてすぐに歯を磨く人もいますが、その場合は歯磨き粉の成分が一番最初に体に入ってしまうということになります。できれば、水で口をゆすいでお湯を1杯飲む。それから歯を磨くようにしましょう。

基本は日本の水の方がいいのですが、たまには発泡系や海外の水でもいいですし、味が好きというのなら問題ありません。海外旅行中などは現地のお水やワインをおいしく感じるものです。

その時「おいしい」と感じるものを口にするのが大切なのです。同じ意味で、コーヒーやお茶が水分代わりになる時があっても大丈夫です。ただし、これも掩れたてのできるだけ自然なものがより理想的でしょう。

日本人の体質合うミネラルウォーターは国産の超軟水一覧(硬度0~50)から選ぶといいでしょう。
品質の高い「いいミネラルウォーター」を飲みたいなら九州の「活泉水」です。

お味噌汁ではミネラルなどの栄養をしっかり摂る

できれば毎食食べてほしいのが汁ものやスープ。最低でも1日1回は食べるのが好ましいでしょう。でも、これも実際に飲んでいる人は少ないでしょう。

夏場ならビシソワーズや冷や汁をいただくのはいいかもしれませんが、基本は温かいものがベストです。なぜなら、温かい汁ものをとると胃の中で食べたものをうまく混ぜて消化できるからです。そして腸にも負担がかかりません。腸は冷えるとすぐに負担がかかってしまいます。
そしてもうひとつ、温かい汁ものは満腹感を感じやすいのです。例えば板チョコを2~3枚一気に食べる人はいますが、ココアを2~3杯一気に飲める人はいないはずです。温かい汁ものはそうたくさんはお腹に入らないように、体はできているのです。
つい食べすぎてしまう人は、汁ものを逸品用意することでダイエット効果も期待できます。

数ある汁ものやスープの中でオススメナンバー1といえばやっぱり「おみそ汁」みそに含まれる大豆のイソフラボンのパワーもあるのですが、実は同時に含まれるたんばく質の方が重要だったりします。

そう、食事でとったミネラルはたんばく質がくつついた方が腸からうまく体の中に吸収されやすいのです。肉類や豆腐、葉ものなどさまざまな具材の持つミネラルを、みそのたんばく質の力で余すところなくとれるのはおみそ汁の大きな魅力。

「栄養をしっかりとる!」点でもおすすめです。

主食やおかずが同じでも、汁ものをつけるかつけないかで吸収される栄養の量が変わるのですから、汁ものなしではなんだか損な気がしますね。

最近ではおかずをスープにして提供する飲食店も増えてきて、以前よりスープ類がとりやすくなったと思います。こういう店もどんどん利用してみましょう。

また、温かくて水分が多いものということで、お茶やコーヒーで代用している気になっている人もいますが、これらにはミネラルが含まれていません。お茶やコーヒーでは水分はとれますが、栄養をプラスすることまではできないのです。

野菜たっぷりのスープやお味噌汁が断然おすすめなのです。

ティースプーン1、2杯程度の質のいいオイルを毎日摂る

1日にオイルはどれくらいまでとればいいのでしょうか?どんなに質のいいオイルでもオイルには変わりありませんから摂りすぎはやっぱり心配です。

海外ではかなりの肥満の人が1日3回大さじ1杯ずつの油をとったらやせたというデータがあるのですが、日本人はなかなかそこまで摂れないでしょう。胃のほうがダウンしてしまいそうです。

ただ、少々多めにとっても大丈夫というのは、この結果でもわかっていただけるのではないでしょうか。今まであまり油をとる生活をしてなかった人は「最初は1日l回か2回、ティースプーンに1~2 杯ずつを食事の時に」を目安にするといいでしょう。

オメガ3なら生のままがいいというと、そのまま飲もうとする人がいますが、通常は「ウェッ!」となってしまいます。体が拒否反応を示すとり方では、ほとんど吸収されませんからオイルをそのまま直接飲むのはあまりオススメできません。

では、オイルのおすすめのとり方は?サラダはもちろん、煮物でもおひたしでもスープでも、妙め物の上からでも、いろいろなお料理にかけるのがよいでしょう。

納豆に加えるとマイルドになって美味です。仕上げにいい油をかけるとコクが出ておいしさも増します。ラーメンやアイスクリームにかけたり、トーストにバター代わりに塗っている人もいらっしやいますし、意外なところでは豆乳ココアにオイルなんていうのもこれまた美味です。

オイルは意外と幅広く、何にでも合います。前にCMで「おいしい物は糖分と油でできている」とありましたがまさにその通りです。

また、かけるものは何でもいいのですが、とくに体に悪そうなものを食べる時にこそオイルをプラスするのがポイントです。アイスクリームなど乳脂肪を含むもの、唐揚げやピザなどの悪い油を含んでいるものを食べる時に「いい油」を足すよう心がけてください。

最後に、いい油はあたたかい場所に置いておくだけでも酸化が進みます。封を開けたら冷蔵庫に保存するのもいい油を有効にとり入れるポイントです。
どうしても油をとることができない人はサルバチアなどはどうでしょうか?いわゆる最近、注目を集めているチアシードです。オメガ3がたっぷりです。