原形に近い食べ物が太らない

食事の際に「素材の原形に近いか」を気にしたことはありますか?素材に近いものはしっかり噛む必要があるので、歯やアゴを鍛えることもできますし、唾液が分泌されて免疫力も上がり、体を若々しくすることができます。

また、たくさん噛むということは、みなさんご存じの通り満腹中枢が刺激されて、食べすぎ防止にもなりますよね。逆に加工を重ねた食品は、やわらかくて噛まずに食べられるので満腹感が少ないんです。

また、食べすぎてしまう危険性が高く、体内に入ってからも消化吸収にそれほどエネルギーを使いません。結果、内臓が働かずカロリーを消費たしないので脂肪を溜め込みやすい体になっでしまいます。そもそも人間は、自然からほど遠い形の食べものをうまく消化・吸収できるしくみになっていません。加工されたものを消化するのにたくさんの消化酵素を使ってしまうと、代謝に必要な酵素が足りなくなって、やせにくくなることもあるのです。

「加工食品ってやっぱりよくない!」と感じると思うのですが、これが日頃から何となく食べているものだったりします。たとえば小麦製品。小麦は、 本来は「粒」のものを精製し、漂白して「粉」にしているので、その時点ですでに原形でなくなっています。
菓子パンやケーキ、クッキー、パスタ、ラーメン、お好み焼き。小麦粉を使った食品は身近で、手軽に食べられるものが多いので、毎日食べている人が本当に多いと思います。日によっては3食とも小麦粉製品という人もいるかもしれません。

もちろん、ゼロにはできないでしょうし、時々おいしく食べるのは問題ありません。ただ何となく食べるのは控えてほしいもの。

生命力あふれるイキイキとした女性になるためには、できるだけ原形に近い形のものを口にするようにしましょう。例を挙げると、刺身やお寿司、焼いただけの肉などです。こう聞くと、「手抜き料理じゃないの?」と思われるかもしれませんがその通り! お刺身を買う時間がないなら、骨ごと皮ごと食べられるお魚の缶詰でいいのです。

ちゃんとおいしく味つけもされているから、ほかほかご飯に魚の缶詰をパッカンと開けて、海苔やネギ、カイワレをパラパラとかければ立派な井のでき上がり!下ごしらえから時間をかけたグラタンよりも手間のかからない丼の方が体にはいいんです。ポイントはいかに原形に近いかです。

肉が受け入れられなければ豆を取り入れる

「肉・米・油」をしっかり摂りましょう!というとどうも肉=太るイメージからか敬遠してしまう人が多いものです。本当は肉=太るではないのですが・・・

ダイエット中の女性に「豆類をもっと増やして」といえばすぐに取り入れてくれる人が多いです。植物性の豆では肉・魚・卵の代わりにはなりませんが、豆類には植物性たんばく質がたっぷり含まれています。

また、食物繊維が多く便秘解消に役立ちますし、イソフラボンでホルモンを整えるのに役立ちます。また、カリウムが多いので余分なナトリウムを排泄してむくみを取ってくれるのが女性にはうれしいところ。
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さらに豊富なカルシウムとマグネシウムが骨や骨格を強くしてくれます。カルシウムは年齢と共に骨から減っていく一方なので、骨粗鬆症を予防するためにも、年を重ねるごとに意識的にとっていくことが大切です。

一時、女性のイソフラボンのとりすぎは肝疾患になるリスクが高いという情報が流れ、豆類を敬遠された方もいるかもしれません。ただ、それはサプリメントでイソフラボンだけを多く摂取した場合です。

通常の食事からとるくらいなら問題はないでしょう。むしろ豆の栄養素が足りてない人は多いので、意識して食べるくらいでちょうどいいはずです。

大豆の水煮や納豆、お豆腐などで手軽にとれるので、豆製品は生活に取り入れやすい食材です。夏は枝豆と冷奴、冬は湯豆腐や煮豆を食べるのもおすすめ。

また最近ではカフェでひよこ豆のカレーやレンズ豆の煮込み、ビーンズサラダなどいろんな種類の豆を食べることができます。足りない栄養をプラスする意味でも、味覚をとぎすます意味でも、できるだけバラエティーにとんだいろいろな豆を食べてみるといいでしょう。

ただし、豆料理は基本的に「副菜」。ごはんの代わりに豆腐だととりすぎになるので気をつけましょう。

とはいえ、もし豆が嫌いなら無理して食べることはありません。そんな人は、牛乳を豆乳に変えるなどもひとつの手です。今は無調整の豆乳が市販されているので、これをコーヒーやココアに入れたり、クラムチャウダーやポタージュに利用したり、おみそ汁に入れても味がマイルドになっておすすめです。

その他に豆乳を使った調理法としては、ホワイトソースがイチオシです。普通は小麦粉をバターで妙めて牛乳を加えて作るのですが、米粉かクズ粉をオリーブオイルで妙め、豆乳でのばしてホワイトソースにします。豆乳で作ったホワイトソースはあっさりヘルシー。シチューやグラタンなど、普通のホワイトソースと同じように使えるので、ぜひ試してみてください。また、濃い豆乳に黒砂糖かハチミツを入れてホイッパーで泡立てると生クリームっぼくなります。少しゆるいのでケーキのデコレーションには厳しいのですが、ココアやシフォンケーキと合わせるととてもおいしくいただけます。

日本では昔から豆は常用されてきました。みそ、豆腐、納豆、湯葉、高野豆腐、枝豆、黒豆、きなこに和菓子類。どれかひとつは好みの味があるのでは?

1日2回のたんぱく質が大事

「米・肉・油」の中で、特に意識してほしいのがたんばく質の「お肉」です。たんばく質は血液や内臓、筋肉、骨のもとになりますし、肌、髪、爪の材料でもあります。
たんばく質が不足するとまずは生命を維持するのに関係のない肌、髪、爪に行き届かなくなり、荒れて乾燥し、見るからに潤いやツヤがなく、パサパサとして老けた印象になります。

これではたとえやせても美しく見えません。たんばく質不足が悪化してくると血液が足りず貧血気味になることもあります。.貧血の女性はだいたい青白くて元気がありません。
多くの男性がピンク色の唇に色気を感じますが、これにもきちんと理由があって、貧血の女性は血液が不足しているので生理系のトラブルを抱えている可能性が高く、それはつまり子孫を残す「メスとしての力」が衰えている場合が多いから。男性に「モテる」ためには、生理がちゃんときているかどうかは、とても大事なポイントなのです。

さて、今日からお肉を意識して食べよう! と決意した人に選び方や食べ方のテクニックをいくつか紹介します。意外かもしれませんが、「モテる女」に欠かせないのは、脂肪を燃焼するL-カルニチンが多く含まれている「赤いお肉」です。
カルニチンは脂肪酸を燃やすカギ
その基準でいくと全体的に白っぽい鶏肉ではあまりとれないのです。それでも鶏肉が好き! というなら、モモ肉とむね肉の場合、少しでも動いているモモの方が赤いはずです。

ただしほとんど動かないブロイラーだと、モモ肉よりむね肉の方が赤いかもしれません。とにかく少しでも赤いお肉を選ぶようにしてください。

色で考えると、ブロイラーよりも地鶏の方が赤いですよね。ということで当然地鶏を選ぶのがオススメです。L-カルニチンの面だけでなく、他の食材と比べて鉄分が一番吸収されやすいところもお肉をすすめる理由のひとつ。

L-カルニチンと鉄分のどちらもしっかりとれるベストな肉は羊(ラム)肉。でも羊は癖があり好き嫌いが分かれるので、牛が1位、2位が豚といったところでしょうか。

おすすめはユッケや刺身など生ものでたんばく質をとることですが、これも好き嫌いがわかれます。「普段ほとんどお肉を食べません」という人なら、慣れるためにいつもの料理マーポーに少しずつお肉をプラスしてみましょう。

最初はひき肉を使った麻婆豆腐やロールキャベツ、妙めものでもよいでしょう。それに慣れてきたら、角切りのお肉を煮込むポトフやシチューにステップアップを。それでもどうしてもお肉は無理! という場合は、

お魚でも大丈夫です。お魚は旬のものを選べば栄養もおいしさも間違いありません。1日にとって欲しいたんばく質の量は「手のひら2枚分」です。手のひら1枚分、1食分の例を挙げると、牛井なら普通盛りではなく特盛りにするくらいの量です。
もしくは普通盛りにたんばく質である卵をプラス。もちろん、1度にとるのではなく1日3食の内2回は肉、魚、卵のいずれかをメインのおかずにすれば、トータルで「1日手のひら2枚分」は不可能ではありません。