スレンダーを保つ考え方・習慣

食べる時間帯に神経質にならない

食事の時間は、何時でもいいはずです。でも、「1日きちんと3食とれないから私はダメ!」とストレスが生まれ、また「今日こそは! 」と気負ってしまい、負のスパイラルに陥っている人も本当に多いです。

でも、規則正しく食べることが合う人もいれば合わない人もいるでしょう。1日の食事回数なんて2食でも5食でもいいでしょう。

朝に食欲がないという人は多いのですが、そういう人は別に無理をして食べなくてもいいと思います。朝から昼にかけては排泄と浄化、昼から夕方にかけては活動と代謝、夕方から朝までは休養と蓄積というように、人間の体は時間帯によって働きが違うといわれてます。

そのため、午前中は排泄と浄化を促すように固形物はとらずに水分だけにした方がいいという考え方もあるのです。もちろん人によっては1日3食が体に合っている人もいるでしょう。

朝を抜くとフラフラしたり、頭が働かないという人は朝食をしっかりとる方がよいでしょう。さらに言うと、食欲は日によって違います。

「今朝はお腹空いてない」とか「今日のお昼は別に食べなくてもいい」という日もあっていいワケです。例えば、午後から長い会議があるから今は空いてないけど食べておかなきや!と無理してランチをとっている人も多いのではないでしょうか。そんな人におまじないをひとつ教えましょう。

まず人差し指と親指で「つまむ形」にして、その指をおへその下へ持っていき、そこにあるものをつまんでみましょう。お肉、つまめましたか?

それこそが体脂肪であり、ご飯を食べられなかった時の備蓄エネルギーでもあります。もし、そこにつまめるものがなかった人はエネルギー不足になりますから時間ごとに食事をした方がいいでしょう。

でも、そこに体脂肪がしっかりあったなら、「この後お腹が空いちゃうかも」は、逆にラッキーチャンスなんです。そういう機会でもないと、体脂肪はエネルギーとして使われずにどんどんたまっていくのですから。

蓄積されたお肉を使う絶好の機会!お腹だけではありませんよね。背中やわき、二の腕にだってつまめるお肉があるはずです。だったら、1食くらい抜いても倒れることはないでしょう。

多くの人が「お肉はダメ」「油はダメ」と制限することには熱心なのに、食事の回数については減らそうとしない人がとても多いのです。

これはダイエットに失敗する人にありがちな矛盾なのかも。食べられないことに恐怖を覚え、食べなきやいけないという思い込みが強すぎるのですが、たいていの人は何も食べなくても何日聞かは生きていけるだけの脂肪を蓄えているといわれています。

朝やお昼、夜でも1食や2食食べられなくても気にする必要はないでしょう。むしろそれをストレスに感じる方が、体にとってはよくないはず。何度も言いますが、基本的に「お腹が空いた時」が食べるべき時です。

空腹で食事をした時の「おいしさ」が、体が栄養素を吸収している証拠だと思ってください。空気なんて読めなくてもいいから、自分の腹時計は読めるようにったほうがいいでしょう。

モバイルバージョンを終了