スレンダーを保つ考え方・習慣

肉が受け入れられなければ豆を取り入れる

「肉・米・油」をしっかり摂りましょう!というとどうも肉=太るイメージからか敬遠してしまう人が多いものです。本当は肉=太るではないのですが・・・

ダイエット中の女性に「豆類をもっと増やして」といえばすぐに取り入れてくれる人が多いです。植物性の豆では肉・魚・卵の代わりにはなりませんが、豆類には植物性たんばく質がたっぷり含まれています。

また、食物繊維が多く便秘解消に役立ちますし、イソフラボンでホルモンを整えるのに役立ちます。また、カリウムが多いので余分なナトリウムを排泄してむくみを取ってくれるのが女性にはうれしいところ。
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さらに豊富なカルシウムとマグネシウムが骨や骨格を強くしてくれます。カルシウムは年齢と共に骨から減っていく一方なので、骨粗鬆症を予防するためにも、年を重ねるごとに意識的にとっていくことが大切です。

一時、女性のイソフラボンのとりすぎは肝疾患になるリスクが高いという情報が流れ、豆類を敬遠された方もいるかもしれません。ただ、それはサプリメントでイソフラボンだけを多く摂取した場合です。

通常の食事からとるくらいなら問題はないでしょう。むしろ豆の栄養素が足りてない人は多いので、意識して食べるくらいでちょうどいいはずです。

大豆の水煮や納豆、お豆腐などで手軽にとれるので、豆製品は生活に取り入れやすい食材です。夏は枝豆と冷奴、冬は湯豆腐や煮豆を食べるのもおすすめ。

また最近ではカフェでひよこ豆のカレーやレンズ豆の煮込み、ビーンズサラダなどいろんな種類の豆を食べることができます。足りない栄養をプラスする意味でも、味覚をとぎすます意味でも、できるだけバラエティーにとんだいろいろな豆を食べてみるといいでしょう。

ただし、豆料理は基本的に「副菜」。ごはんの代わりに豆腐だととりすぎになるので気をつけましょう。

とはいえ、もし豆が嫌いなら無理して食べることはありません。そんな人は、牛乳を豆乳に変えるなどもひとつの手です。今は無調整の豆乳が市販されているので、これをコーヒーやココアに入れたり、クラムチャウダーやポタージュに利用したり、おみそ汁に入れても味がマイルドになっておすすめです。

その他に豆乳を使った調理法としては、ホワイトソースがイチオシです。普通は小麦粉をバターで妙めて牛乳を加えて作るのですが、米粉かクズ粉をオリーブオイルで妙め、豆乳でのばしてホワイトソースにします。豆乳で作ったホワイトソースはあっさりヘルシー。シチューやグラタンなど、普通のホワイトソースと同じように使えるので、ぜひ試してみてください。また、濃い豆乳に黒砂糖かハチミツを入れてホイッパーで泡立てると生クリームっぼくなります。少しゆるいのでケーキのデコレーションには厳しいのですが、ココアやシフォンケーキと合わせるととてもおいしくいただけます。

日本では昔から豆は常用されてきました。みそ、豆腐、納豆、湯葉、高野豆腐、枝豆、黒豆、きなこに和菓子類。どれかひとつは好みの味があるのでは?

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