痩せるためには運動があまり効果がないと聞きますが

Question

痩せるためには運動があまり効果がないと聞きますが

Answer

体を動かしたり運動をすればエネルギーを消費するわけですから理屈から言えば痩せます。しかし、運動によるエネルギーの消費量は、苦労のわりには少ないのです。
たとえば、脂肪1kgを燃焼するためには約720kcalものエネルギーを消費しなければなりません。

これをもしジョギングで消費しょうとすると、約15時間もつづけなければならないのです。このように、運動だけでやせるというのは普通の人にはかなりむずかしいし、効果もあらわれにくいものです。やはり、やせるためのポイントは第一にダイエット(減食)です。

しかし、健康的にやせるためには、やはり運動も欠かせません。減食を始めて、ある程度俸重が減ってくると、今度は体のほうが小食に慣れて省エネタイプになり、パタッとやせなくなります。これは基礎代謝量が3分の2ほどに落ちて、エネルギーを消費しつらい体になるためです。
ところが、毎日運動するようにすると、新陳代謝が活発になって体脂肪を分解するホルモンの分泌を高め、体そのものが食べたもののエネルギーをどんどん燃やしていくシステムに変わっていくのです。
このように、運動は、代謝をよくし減量効果をいっそう高める働きがあります。ダイエット(減食)だけで運動をしないと、体脂肪が落ちるだけでなく、筋肉や骨、血液までが削られていき、同時に体力までもが落ちてしまうおそれがあります。

早食いが肥満の原因になる理由

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早食いが肥満の原因になる理由

Answer

単純に早食いが肥満の原因とはいい切れませんが、太っている人に早食いの傾向があるのは統計上も明らかです。ところで、おなかがすいたり、いっぱいになったりという感じは、実は、脳の中にある摂食中枢と満腹中枢によってコントロールされています。この2つの中枢は、主に血糖値(血液中の糖の量) に左右され、血糖値が高くなれば満腹中枢が働いて空腹感がおさまり、逆に、血糖値が低くなれば摂食中枢が働いて空腹を感じます。
つまり、もうおなかがいっぱいという感じは、食べ物の一部が消化吸収され、血糖値が高くなって起こるわけです。一般に満腹サインともいうべき血糖値は、健康な人で140~160mg/dlぐらけと考えられています。血糖値がこの数値にまで上がるには、食べ始め
てから約30分かかります。ところが、早食いすると、満腹中枢が刺激される前に食事が終わります。
まだ満腹中枢が刺激を受けていないため、食べた気がしないし、体はさらに食べることを要求します。こうして、満腹中枢が働くまでに多く食べてしまうことになり、結局太ってしまうのです。やせるには、食事には少なくとも15分以上はかけることです。ひと口30回以上はよくかんでゆっくり食事をすれば、腹八分目で満腹感が得られます。

たばこは痩せる効果があると聞いたことがありますが本当でしょうか?

Question

たばこは痩せる効果があると聞いたことがありますが本当でしょうか?

Answer

タバコをやめたら太ったといった体験談などから、世間的には「タバコを吸うとやせる」という認識があるようです。しかし、タバコにやせる効果は全くありません。
禁煙したら太ったというのは、次の2つの理由によります。1つには、タバコのニコチンで荒れていた胃の粘膜が治り、胃や十二指腸の働きが正常化して食欲が出てくることから。もう1つは、口寂しさから間食の量がふえるためです。
たばこにはダイエット効果はないということです。二次的な理由によるものです。
しかし、たばこがない習慣が確立してしまえば何の問題もありません。

たばこのダイエット効果?についてはこちらに詳細があります。