炭水化物なしでもいきれられる

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人間が生きるために必要な三大栄養素は、「タンパク質」「脂質」「糖質」です。糖質はもちろん、炭水化物と同義です。

3つのうち、タンパク質と脂質は必須栄養素といって、体内で合成することができないために、食事から取り入れなければならないものです。残る糖質はというと、必須栄養素ではありません。つまり、糖質がなくても、人間は生きていけるのです。それなのに、炭水化物を主食にしている現代人は、大きな矛盾の中で生きているようなものです。

栄養学に詳しい人はこう思うかもしれません。「脳の活動に必要なエ、ネルギーはブドウ糖だけのはず。それを摂取しなかったら、思考も行動もできなくなるのでは? 」

残念ながら、答えはNoです。確かに、脳の活動エネルギーはブドウ糖なのですが、人体はそれ以上に高度な仕組みを備えています。食事からブドウ糖を得ることができないと、タンパク質と脂質からケトン体という物質を合成し、それをエネルギーとして使う特別措置がなされているのです。

これまでに実施された研究では、炭水化物を取らない食生活を続けても、ケトン体だけで脳や体に問題なく暮らせることが判明しています。つまり、普投の食事から炭水化物を完全に排除しても、人間は健康でいられるわけです。

何より、炭水化物なしの食生活は、古代の人々と同じです。人体にやさしいエネルギーは、ブドウ糖ではなくケトン体のほうだといえるのかもしれません。糖質が必須栄養素でない事実を考えても、低炭水化物ダイエットは実に自然で合理的な方法なのです。

低インシュリンダイエットはこちら。

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