ダイエットのための食習慣

味付けが濃いものは太りやすいというのは本当?

Question

味付けが濃いものは太りやすいというのは本当?

Answer

味つけが濃いということは、調味料の塩や砂糖などの分量が多いということです。糖分も多いということは塩分も多いということです。減塩などをした薄味のおかずだからといって、即ダイエットにつながることはありません。
しかし、おかずの味が濃いと、ついつい主食などのご飯を食べすぎてしまいがち。また、塩分をとりすぎると、体内の細胞が、中に水をとり込むことになって、体外に水を排泄しにくくなります。
つまり、ややむくみぎみになってしまうのです。これらのリスクを避けるためにも、ダイエット中は、薄味にしたほうがベターです。
そもそも料理は、調味料ではなく素材の風味を楽しむものです。おいしい料理をいただくためにも、味つけは、だしやスープをきかせた上品な薄味が基本です。薄味にする秘訣は、まず砂糖を減らすことです。甘辛く煮るものなどは甘さが減れば、塩分も少なくてすむので、比較的スムーズに薄味にできます。

味が薄くてもおいしいモノを食べるポイントはやはり出汁をしっかりとったり酸味をうまく活用することにあります。高血圧の方は、減塩が絶対条件ですので高血圧の人の食事から薄味にする方法を見いだすと簡単にみつかります。

たとえば、高血圧改善のサイトでは減塩を成功させるには5つのポイントがあると言われています。

  1. 見た目を美しく
  2. 刺激を利用する
  3. 香りを利用する
  4. 酸味を利用する
  5. だし汁を利用する

ダイエット中の人もこうした高血圧の人の食習慣を参考にするのがおすすめです。

インスタント食品はダイエットの時にはNGというのは本当でしょうか?

Question

インスタント食品はダイエットの時にはNGというのは本当でしょうか?

Answer

市販のインスタント食品やレトルト食品、チルド食品、冷凍食品は、いずれもみんなの口に合うように、ラードのような油脂類を比較的多く使い、口当たりよく仕上げてあるのが一般的です。
つまり、エネルギーが高くなりがち。そのうえ味も濃く、化学調味料や食品添加物なども多く含まれています。しかも、買ってきたものを食卓に並べてみると、どうしても野菜の量が少ないのが普通です。
これらの点から、3食ともインスタント食品に頼りきるということになると、栄養のバランスがかたより、肥満の原因になりがちです。
ただ、現実問題、これらのインスタント食品を全く利用しないわけにはいかない、というのが現状ではないでしょうか。たいせつなのは、他の食品とバランスをとって食べるということです。これなら、一概に太る原因になるということはありません。
実際、インスタント食品を利用したメニューによって、栄養のバランスをとりながらやせよう、という本も出版されています(主婦の友社刊、塩澤和子・枝元なほみ著「コンビニエンスダイエットBOOk」)。

コーヒーはダイエット時にはNGなのでしょうか?

Question

コーヒーはダイエット時にはNGなのでしょうか?

Answer

コーヒーに関して言えば「飲み方」ポイントです。ブラックで飲むのであればエネルギー的に何も問題ありません。ただ、砂糖、ミルクなどをたっぷり入れれば、もちろんエネルギーはアップしますし、それ以上に問題なのは、そんなコーヒーを飲みつづけていると、味覚が鈍感になること。繊細な味覚を失うと、ドカ食いや絶え間ない間食につながるおそれもあるので注意が必要です。
また、カフェインが含まれるので昼間の間に飲み過ぎると夜眠れなくなります。睡眠時間を十分に確保できないと太る原因になります。
コーヒーが大好きでどうしても飲み過ぎてしまう習慣が改善できずに眠れなくて困っている人は、こちらのアロマを使った方法がおすすめです。