食事を整えるのが基本

体の声に従って、好きなものを食べましょうとアドバイスしても、「お肉は脂肪が多いです」とか「体を冷やす食べものは避けた方がいいですよね? 」と言われます

私は今まで、テレビや本の中で食べ合わせの仕方や食事の選び方のコツなど「伊達式」というダイエットのセオリーをいくつも紹介してきました。
でも、これは100人いれば100人に合う訳ではありません。人によって合うもの・合わないものがあります。それは本能的な問題で、やせたり太ったり、以前の、生き物として生きるか死ぬかの部分に直結しているためです。
その人に合う食べものというのはまず「おいしい」と味覚で感じて、体がよこぶものです。

だから、そういう意味で「好き嫌い」はあってもいいのです。逆に「何が好きかわからない」「特に好きなものはありません」という人の方が問題なのです。
自分の好みがわからなければ、自分に合った食事はできません。

例えば、化粧品だったらテスターを使って「自分の肌には合う」と判別できますし、服だって試着して「私には似合わない」と自分でわかります。
食べものも同じことで「口に合う、合わない」があるんです。いろいろ食べてみて「これは合う」「これは合わない」と自分の味覚や体の感覚でわかるようになりましょう。

「合わない」ものを無理して食べる必要はありません。それがどんなにやせるものだといわれていても! です。

自分の好き嫌いがぼやけていたり、ダイエット食品ばかり食べていたり、食生活が乱れていたり、偏っている人は見た目にも表れるもの。

肌が荒れていたり、髪のまとまりが悪かったり。また、メリハリのない体型だったり、暗い印象だったりします。中にはこういった短所を「生まれつきなんです」とごまかす人もいますが、必ずしもそうだとはかぎりません。それが、ちゃんと食べていないことが原因の場合も多いのです。

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