30~40代ではじめる太らない体づくり

歳かな?と思ったら「コエンザイムQ10 」

「体のサビ」に直接的に働くサプリメントがあります。40代のすべての人、とくに次のことに当てはまる人には、ぜひとってほしいものです。

「錆止め」として、まずおすすめしたいのは、EPA(エイコサペンタエン酸)、DHA (ドコサヘキサエン酸) を多く含む青魚(イワシやサバなど) です。魚をあまり好まないのであれば、EPA 、DHAをサプリメントで補います。

「錆止め」、すなわち抗酸化物質には、じつに多くの種類があります。ベーターカロテン、ビタミンC 、ビタミンE は抗酸化ビタミンとして知られています。
これらの栄養素は、野菜を十分に食べていれば、だいたいとれます。抗酸化サプリメントとしてはコエンザイムQ10 、アルファリボ酸、ポリフェノール、ピクノジュノールのほかにアスタキサンチン、レスベラトロールが知られています。コエンザイムQ lOは、体内でエネルギーをつくる際に必要な栄養素です。心臓の血液循環を促し、筋肉にエネルギーを供給し、運動能力を高める作用がありますが、40蔵前律から急激に不足しやすくなります。

コエンザイムQ10はイワシ、サバ、ウナギ、牛肉に含まれていますが、微量なのでサプリメントで補うといいでしょう。

アルファリボ酸とは、脂肪酸の一種です。水銀などの有害重金属の排出、神経組織の保護などの作用もあります。糖尿病による神経障害の予防効果があります。

ジャガイモ、ホウレンソウ、トマト、ニンジンなどに多く含まれていますが、一定量以上をとるならば、やはりサプリメントが適しています。

ポリフェノールは、植物に含まれている色素、香り、苦味、渋味などの成分で、約三〇〇種類あります。フラボノイドとノンフラボノイドがあり、前者は赤ワインのアントシアニジン、お茶のカテキン、ノンフラボノイドはゴマのリグナンなどが知られています。その作用は抗がん、抗菌、抗ウイルス、心臓病予防とさまざまですが、すべて抗酸化作用を持っています。
野菜に含まれるポリフェノールが多いので、ある程度は食事でとることができますが、毎日二疋量を確実にとるには、サプリメントが必要です。
マルチビタミンはこちら。

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