2016年 4月 の投稿一覧

米、肉、油を意識する

長い間、肥満や生活習慣病などの原因は栄養のとりすぎだといわれていました。確かにとりすぎている人もいますが、逆に栄養が足りない人の方も多いのです。

糖質が足りないと脳の栄養が不足して食べすぎてしまうこともあるし、たんばく質が足りないと体の代謝がさがり、太りやすくなることもあります。

また良質な脂質が足りないと便が出にくくなって、体内に毒素がたまりやすくなったり、ホルモンバランスを崩すこともあるのです。

「ダイエッ妄成功させるためには、足りない栄養素をプラスすること」これが伊達式の基本中の基本の考え方です。中でもいわゆる3大栄養素は意外に足りてない人が多いです。栄養学的には「糖質・たんばく質・脂質」なんですが、この名称ではピンと来ない人も多いはず。

では

といったらどうでしょう?「私は米・肉・油は積極的にとっています⊥ という人はほとんどいないと思います。

それどころか「太る原因と思ってとにかく減らしている人の方が圧倒的に多いでしょう。ところがこれらは全て「やせるために必要な栄養素」。
そう、食事できちんととれていないから、やせにくくなっている人も多いのです。

肉はあまり我慢しなくてもよいようです。お肉だけではありません。ホルモンをきっちり出すためにも、まずは3大栄養素をしっかりとることが「モテる女」になる最初の一歩です。「米・肉・油」は必須栄養素なのです。

今日からは控えるのではなく、むしろ意識的にとるようにしましょう。ただし、これにも合う人と合わない人がいますから、ひとつひとつ、少しずつとり入れていくようにしましょう。現在、食べ過ぎている人は少し減らしたほうがいいでしょう。

食べたい本能との向き合い方

これまでの「食べたい時に、食べたいものを、食べたいだけ食べなさい」という言葉には、実はとても重要な「裏」があります。それは「食べたくない時は基本的に食べてはいけない」ということ。

体が欲してない時に食事をしてしまうと太りやすくなるのです。「お昼休憩だから別にお腹は空いてないけど食べよう」とか、ごちそうになって「さっき食べたけど悪いから食べよう」というのも、体の声を開かないで、無理に食べさせられているだけ。どんなに失礼なことになったとしても「すみません、歯が痛くて」と断ればそれ以上すすめる人はいないでしょう。
その人はあなたの体脂肪の責任はとってくれませんよ。自分で自分の体を守っていくために大切です。

食べる量にも同じことがいえます。食べたいだけ食べていいけど「もういらない」と思ったら、基本的に食べてはいけません。そこでストップしましょう。

例えば、甘いものが大好きだけどやせるために我慢を重ねてきた人は「一度にパフェを2個でも3個でも好きなだけ食べていいよ」とアドバイスすると喜んで食べようとします。でも、どんな人でもパフェを2個も食べればそれ以上はいらなくなるし、しばらく甘いものはいらなくなります。
実際に試してみて、本能で気づくことがとても大事。「好きなだけ食べたら、ものすごい量を食べてしまいそう」と妄想しているだけでは、実際の自分の限界に気づくことはできません。

また、自分で「食べてはいけない」というルールを作ってとにかく食べないようにしている人ほど、自分の限界が分からないから不安な気持ちが常につきまとって、食事をする度に落ち込んでしまうのです。

自分の限界点を一度知ってしまえば、それほど不安には思わなくなるでしょう。食べることを我慢しすぎて、いつも頭の中が食べることでいっぱいになっている人は、ぜひ心の赴くままに食べたいだけ食べてみてください。

ただし「いらなくなったらおしまいにする」をお忘れなく。そうして満足感を味わった翌日は、食べたくないから自然と食べる量が減って、調整できるはず。そこは自分の本能に従います。

ダイエットはkgよりもcmにこだわる

ダイエットは体重が減らなければやっても意味がない」 と思っている人がとても多く意外と気づいていない方も多いようですが、体重は見た目の体型と比例するものではないのです。

結論からいうと、体重が何キロでもメリハリがあってスッキリ美しく見えればそれがベスト。だいたい、体重は親や恋人にさえ一生トップシークレットにしても全然問題ありません。

あなたの体重を知っているのは、この世にあなただけ。ですから、その体重という短の数字にこだわつても、それは自己満足でしかないでしょう。

体重や体脂肪率は健康状態を知る目安にはなりますから、定期的に測定するのも悪いことではありません。でも、その数字がストレスになるようなら、体重計に乗るのはしばらく控えた方が精神的にも穏やかになれるはず。これも自分に合った測定のペースを心と体に相談しましょう。

こだわるとしたら体重よりも、ボディサイズです。2キロやせても周りの人には気づかれませんが、ウエストが2センチ細くなったらかなり「やせた?」と言われるでしょう。

最低でも自分のウェストサイズくらいは知っておいてほしいのですが、ダイエット中はできれば「バスト」「ウェスト」「ヒップ」「太もも」「ふくらはぎ」の5ヶ所を週に1回測るのがおすすめです。鏡の前でメジャーがきちんと水平になっているか確認しながら、毎回同じ高さの所を測るのがポイントです。

男性はいちいち女性の体重などはチェックしていません。見た目のスタイルは気にするかもしれませんが。